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【備忘録】英国博士学生の典型的な1週間

※あくまで一例です。


1. 要旨

私は、この秋(2024年)から英国で博士学生として研究を始めた。
2020年に日本で理系分野の修士号を取得し、2020年〜2024年夏までの約4年半は社会人として研究を離れていたが、職務内容についてより深く学術的に研究したいと思うようになり、日本で修士号を取得した分野とは関連がないが、職務経験とは関連している分野の博士課程に進学した。

渡航して以降バタバタしていたが、段々と無理のないルーティンが確立できてきたので記録しておく。

典型的な1週間

2. 色分けについて

青🟦=生活(食事、歯磨き、入浴、移動、着替え、瞑想など)
赤🟥=研究(博士学生としての本業的時間)
緑🟩=授業(レクチャー&セミナー、そのための予習・復習と宿題)
黄🟨=運動(朝の運動、格闘技、ウェイトトレーニングなど)
茶🟫=娯楽(息抜き)

3. メモと所感

  • もともとショートスリーパーなので5時間睡眠(5時起床、0時就寝)で問題はないが、英国は高緯度地域なので、これからさらに日照時間が短くなると体がどう反応するのか不明。鬱にならずに冬を越えられるかが正念場。

  • 学術分野を変えて最初の学期のため、博士学生といえどスキルビルディングのために授業が多い。4つのコースを履修し、それぞれレクチャーとセミナーがあるため週8コマの授業に参加。

  • 本業であるはずの研究(赤🟥)には週29時間程度しかさけておらず、あせりを感じるが、次の学期からは授業(緑🟩)が全て赤になると思えば、焦る必要はない。PhDはマラソン。焦らず自分のペースで、しかし止まらず。

  • 運動(黄🟨)の時間が多すぎるようにも思えるが、運動後の生産性向上率と、体を疲れさせることにより熟睡できていることを踏まえると、課題などに追い詰められない限り無理に減らす必要はない。

  • 最初は、様々な視点やアイディアを取り入れていくべき時期なので、Office Hourやネットワーキングは忙しくても、背伸びしてでも予定を入れる。

  • 博士はマラソン。焦らず、なるべくルーティンを崩さない。