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『迷惑をかけないのが美徳』の犠牲になる子ども達

日本人の中でも一段目を引く行動の中に
『他人に迷惑をかけない精神』

とっても素敵な考えで海外からみても
なんて他人思いな国民性だ!なんて美化
されてるけどその裏で実は子どもが犠牲に
なってるって⁈

例えばどんな場面で私が『子どもが犠牲になってる』
と感じるのかを今回は深ぼっていこうと思う。

泣いている我が子を何とか泣きやまそうと努力

一見何が悪いのよ!って聞こえてきそうですが
その行動誰の為の行動なのかって話。

我が子がレストランでギャン泣き…
あーやばい!何とかしなきゃ(周りに迷惑だから)

この思考になってあの手この手で
『大丈夫だよ』『どうしたの?』『これは〇〇で
今は出来ないの』『泣かないの』『シー』
(何とかしようとしてるから許してね)
になってない?

分かるよ…迷惑かけてるし
何とかしないといけないよね。
でもそこに『子どもが何で泣いてて
何を求めてるか』かが後回しになって
子どもの感情よりも周りに迷惑かけてる
事が優先されてしまってるよね。

海外では子育て中は迷惑かかるもの!

なんて図太い発想なの?っと日本人なら
思うかもしれませんがこれもまた国民性。

今年の5月に父に会いにハワイに行った時の事。
空港から降りてから1時間の内に
我が子(6歳と4歳)に声をかけた人は
10人程いました。

そして横断歩道でキャリーケース片手に
4歳児の手を繋いでいたので6歳の娘が
1人で渡っていたら『危ないわ!私が
一緒に渡ってあげる』と女性が声を
かけてくれたり何かと子どもを気にして
優しく見守って下さる方の多い事に胸が
暖かくなった事を覚えています。

こどもは皆で守るという意識が
国レベルで定着しているなっと感じた
エピソードはたくさんありました。

アメリカでは子どもは泣き止ませない

そもそも子どもは泣くもの
だから泣いてる子どもを迷惑だからと
泣き止ませないといけない発想よりも
『悲しいね』『泣いて良いんだよ』って感じ。

まー日本でこれをやると
『しつけをしない親』『迷惑な人』
『わがままな子ども』って白い目に
晒される訳でどうにかしない訳にいかない
んですよね…。

だから私は場所を移動してもらう事を
選択している。
人が多く迷惑になる場所ならとりあえず
抱きかかえて移動してから本人の気の
済むまで泣かせてあげて落ち着いてから
話をする様にしている。

他人を気にしても考えは変えられない

どんなに気を使っていい親を演じようと
他人が見てるのはその一瞬だけ。
そこに尽力して子どもの気持ちが犠牲に
なるのはとても悲しい事。

子どもファーストな考えより他人ファースト
になっていないかを今一度考えて
みて欲しいです。

海外の人って『私は私よ』マインドがあって
『わが子が一番!』って声を大にして
言えちゃう文化なんですよね。

その『私は私』マインド、実は作れるんですよね!

私はそのマインドを『I DON'T CAREマインド』
と勝手に名付けているんですが
まさに『だから何?』って感じで
周りの目線や考えを気にしないマインド
を持つために娘とよくロールプレイしてて
『その服装おかしくない?』→『私が好きだからいいの』
『変なの』→『だから⁇』

そうだねっとか同調する必要は無いし
その人がどう思うか、どう考えるかは
コントロール出来ないからそこに時間を割いたり
自分の心を痛めるような事は勿体ない。
嫌なら離れれば良いんだよっと日々
伝えているから我が子は中々の
自己肯定感の持ち主w

日々子どもに「私の宝物」「愛してるよ」
っと自己肯定感を育てる事が
出来れば他人の評価も気にしないマインド
が身につくとわたしは思っています。



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