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[AUREA.キムチ]白いキムチ作ってみた

旬の季節は過ぎましたが、🇰🇷キムチといえば白菜。うちの旦那さんも「ねぇー、やっぱり白菜キムチが食べたいな」といつも話すのですが、今はその季節じゃないので丁重にお断りしています。
そこでキムチレポ第2弾!昨年漬けた白キムチをご紹介します。

▼カクテギや大根葉キムチ(ヨルムキムチ)の記事はこのマガジンへ

白いキムチってあるの??

キムチは赤い。誰でもそう思うのは当然だと思います。私もそう思っていました。唐辛子を使うから辛いし赤いし。
トンチミや水キムチは白っぽいというか透明な汁があるけど…

白キムチ(ペクキムチ/백김치)

唐辛子を使わずに漬けるキムチのことです。だから白い、なんですよね。
昔の朝鮮時代ではこの白キムチが主流だったようです。あまり記憶がないのですが、おそらく韓国の時代劇ドラマとかには出てるはずです。
実は白キムチ自体を知ったのは大学生とかだったようなおぼろげな記憶しかありません。
韓国滞在時に食べたような気がするのです。「え!辛くないじゃんこのキムチ」その感覚だけは覚えてました。
で、なぜ白キムチを漬けたのか?それは、徳島に来てからある韓国料理店のパンチャン(前菜おかず=つきだし)でたまたま出てきたからなんです。

「(一口食べて…)!!!!!
 美味しい、美味しい、美味しい〜」

久々に食したのですが、味が好みの発酵具合が進んで酸味もあり、これだけで白飯何杯かいけるんじゃないの?と言わんばかりのサッパリとした味でした!心から感激して、店員さんに図々しくも「この作り方教えてほしいです!」と勢いよく話したくらいでした。(落ち着いて考えればこんなこと言うのはおかしいですよねw 店員さんは丁重に笑顔で「ごめんなさい〜企業秘密ですぅ」とお断りされました。

着けてみたらやっぱり大変、白菜キムチ

キムジャン時期の12月で赤いキムチではなく白キムチを漬けたくて漬けたくて…で、やっとこさスーパーにあった小さめの白菜で作ってみました!
そんなに量を漬ける自信もないし、冷蔵庫保管が無理そうだし、みたいな理由でした。
母から譲り受けた古い韓国料理本をみて、干し柿や梨の代わりのりんご、キムチ作りの定番オキアミの塩辛などを用意していざ!!

松の実も入ってます
塩漬けした後に本漬けで葉の間一枚一枚にヤンニョンを挟みました

漬けダレのヤンニョンは唐辛子以外、ほぼ白菜キムチと同じものを準備。飾り的な意味もあって松の実も入れてますが、糸唐辛子を買い忘れてました。
干し柿やりんごをもう少し細く千切りにしたほうがよかったかな、と後悔もありますが初めての白キムチ漬けは楽しかったです。

ただし!ちょっと大変だったのが、唐辛子入り白菜キムチとは違い、だし汁(私は昆布といりこのだし汁)に漬けて重石をのせて発酵するのを待ちました。割と準備不足で、大きめ容器から溢れてしまい後からケアしたりしたので、“準備万端”の大事さを痛感。水浸しになったりしました。

りんごは皮付きの千切りにしたのは後悔
数日後、白いところが茶色…😭
あまりうまくできず写真少なめ

白菜が美味しい旬の時期だったおかげで、塩気と酸味を味わえるさっぱりキムチになりました。
干し柿の甘みもよかったかもしれません。

とはいえ、白キムチは漬けたこの時以降、再チャレンジしてません。あっという間に、薬膳Kitchen AUREA.の準備やら薬膳茶の対応に追われてしまって春になってしまいました(今はとっくに夏至を迎えてしまってます)。

色んな事に手を出し過ぎかな…と反省というか後悔というか、モヤモヤしたことに揺れながらも必ずやあの韓国料理店で食した味に近付こう!と密かに思っています。

それにしてもキムチ作りは準備もそう、漬けるのもそう、大変でした。白菜一株なんていったら割と力仕事ですもんね。私のはかなり小さめ白菜なのに疲れました。

韓国ドラマでは、キムジャンになるとみんな一室に集まって(娘たちやそのパートナーたちも呼び出されてる)ピンクのゴム手袋の手を動かしながら、しゃべったりして楽しそうな感じもありますが、結構キムチ漬けは体力使います。
それでも、それでも。色んな野菜で色んなキムチにチャレンジして行くよ!!と密かに心決めました。

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