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伊豆高原のベーカリーカフェ
父の別宅がある伊豆高原(静岡県伊東市)。ここにはお気に入りのベーカリーカフェ「ル・フィヤージュ」がある。桜並木のメーン通りから少し外れた場所。美味しいパンとコーヒーを木立のテラス席でいただく贅沢なひととき。阿形(夫)と訪ねるのは、庭の池におたまじゃくしがいた数年前の春以来だ。
トップ写真:全面窓硝子のカフェテラス席=吽形の写真を基に阿形作成
ランチタイムが終わったので、この日は最後に一つ残っていたサンドイッチにコーヒーを合わせた。黒のサワー系と白のふんわりの2種類のパンに肉と野菜のサンドイッチだった。
リス
「枝が揺れているところにりすが2匹いるよ」と、阿形に教えてもらった方角をみると、枝から枝へ飛ぶように移動するリスを確認。「父の別宅の庭にリスを見かけなくなったね」と、二人で話していた直後だったので、タイムリーなリスのお出ましに心が弾む。
この店に来ると、父が元気だった頃を思い出す。最初、ここに連れて来てくれたのは父だった。自分で探したのか、あるいは誰かに教えてもらったのか。確かめるのを忘れてしまったけれども、パンだけ買って帰ることもよくあった。父が今いれば、きっと阿形をここに連れてきただろう。
12月
父からお気に入りの店も引き継いだ。今さらながら「ル・フィヤージュ」の「フィヤージュ」を調べると、フランス語で「葉っぱ」という意味であると知る。12月の「ル・フィヤージュ」は、紅葉の赤や黄がひときわ美しかった。(うん)
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