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さぼてんと謝朋殿

東京・新宿の中華料理店「謝朋殿」。くつろげる店内、新宿駅の地下街に直結してアクセスが良いため、母の病院の付き添いのときに最近よく利用している。

トップ写真:中華料理店「謝朋殿」=吽形撮影の画像を基に阿形作成

お店の顔なじみの中国人の方から「中華おせち料理」の案内を受け、いろいろ説明を聞いて、お店はとんかつで有名な「さぼてん」の会社が運営しているということを初めて知る。「さぼてんの当て字が"謝朋殿"なんです。嘘はつきません」と巧みな日本語で説明を受ける。さぼてんと謝朋殿ー。確かに普通に読めば「しゃほうでん」、ただ「さぼてん」と読めなくもない。

ホームページを調べると、その通りで、新宿に1966年12月にさぼてん1号店が、その翌年の1月に謝朋殿が出店。以来50余年。そう言われると、幼いころから、家族でさぼてんを利用したことを思い出す。今でこそ、さぼてんはどこでもあるけれど、当時は新宿にしかなかった記憶。すり棒ですったごまを特製ソースと混ぜて食べるとんかつに"ご馳走感"があった。

ひょんなことから、いつもの店の裏メニューを教えてもらったような、口福ならぬ"耳福"話だった(うん)

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