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オーディオブックでマネジメント勉強会を活性化。さらなる進化を遂げる株式会社LYZONの人材育成

「耳で聴く本」として近年利用者が広がっているオーディオブック。
日本最大級のオーディオブックサービスの「audiobook.jp」は、個人向けだけでなく、法人向けプランの「audiobook.jp 法人版」もあり、多くの企業の方々に利用していただいています。

人材育成や福利厚生のツールとして利用が広がる中で、社内勉強会の教材として活用することで、深い学びや社内コミュニケーションの活性化につながった事例があります。今回は「audiobook.jp 法人版」導入企業の一つである株式会社LYZONの谷脇里菜(たにわき りな)さんにお話をうかがいました。

▼Problem
・マネジメント勉強会において、動画研修教材に代わる新たな教材を取り入れたい
▼Solution
・「audiobook.jp法人版」を導入し、マネジメント勉強会で皆で聴きディスカッションするための教材にした
▼Effect
・多数の書籍があるので、さまざまな課題に対して盛り上がりそうな教材を選ぶことができる
・書籍の一部をピックアップしてディスカッションすることで、さまざまな意見が飛び交い、気になるテーマが深掘りできたり、議論が活性化した
・社内での共通言語が増えることで、よりコミュニケーションがスムーズになった

谷脇里菜さん 株式会社LYZON 社長秘書

選択肢が広いオーディオブックを導入し、さらに充実したマネジメント勉強会に

――株式会社LYZONでは、2023年5月から「audiobook.jp法人版」を導入されています。まずは導入にいたった経緯について教えていただけますか。

谷脇: 弊社では、元々、マネージャー陣の成長を促すため、社長とマネージャー5名が参加したマネジメント勉強会を隔週で開催しています。リーダーの知識向上に伴う、会社全体のスキルアップが狙いです。
 
これまでの勉強会では、動画研修教材を用いてディスカッションを行ってきましたが、やり尽くした感がありました。また、弊社はマネージャー兼プレーヤーが多いため、インプットとアウトプットを同時に行う方法を模索するなかで、社長が出会ったのが「audiobook.jp法人版」だと聞いています。

――オーディオブックは、元々使用経験がおありだったのでしょうか。

谷脇: いえ、社長も、オーディオブックは未経験でした。ただ、以前から代表はビジネス書を好んで読んでいました。マネージャーにおすすめのビジネス本を紹介する場面も多く、本からの知識習得に対する関心は高かったと思います。

――「audiobook.jp 法人版」を使って、どのように勉強会を行われているのでしょうか。

谷脇: 勉強会は、毎週木曜日の17時から1時間、オンラインで開催しています。事前に私が選書を行い、出席者に周知する仕組みです。選んだ作品の中で、ディスカッションが盛り上がりそうな章、最近の話題に沿った内容をピックアップしておきます。
 
勉強会では参加者全員で、ピックアップした章を1.5倍速で聴き、キリの良いところで1回止めて、議論。次にまた別の章を聴いて議論、といったように進めています。一章まるごと聴くこともあれば、一章の(1)だけを聴くなど分割することもあります。理由は、集中力の持続です。あらかじめ概要をまとめておき、オーディオブックを聴いたあとで、チャットに概要を流し、議論がしやすい仕組みを整えています。

――最近、勉強会で取り上げて盛り上がった本を教えてください。

谷脇: 『採用基準』『ヤフーの1on1』『できるリーダーは「これしか」やらない』『結果を出すリーダーはみな非情である』です。同意意見だけでなく「うちの会社とは考え方が違うね」といった反対意見も出て、盛り上がりました。
 
『ヤフーの1on1』を聴いたときは、社長が目標設定の話から内発的動機づけを起こすきっかけづくりの話をしたいと言い出したり、会社の評価基準の話になったりと、議論が派生したりしました。

 ――以前は動画研修教材を使われていたとのことですが、オーディオブックを使った勉強会の良さについて教えてください。

谷脇: 動画は、あらかじめテーマごとに要点がまとめられた状態でしたので、知識豊富なマネージャー陣としては既に知っている内容も多く、議論があまり盛り上がらないこともありました。一方、オーディオブックの場合は、1冊の書籍を使います。大きなテーマに対して議論が飛び交ったり、気になるテーマに対して深掘りができたりと、多様な使い方ができていると感じます。
 
私は、さまざまなミーティングに参加する機会が多く、その都度、経営面やマネージャーの課題に触れてきました。オーディオブックは、とにかく選択肢が広い点が特徴です。たくさんの書籍から、課題解決に役立つものをピックアップし、提案できる点は、勉強会向きだと感じます。実際、ディスカッションの幅も広がりました。

――勉強会に役立てていただけて嬉しいです。参加者の方の感想もぜひ教えてください。

谷脇: マネージャーからは「各テーマについて、その場で他の人の意見を聴けたり、気になるところの意見交換や認識合わせができたりする」「研修動画では、前半におすすめの本の要約、後半に重要な考え方を学ぶ進め方でしたが、オーディオブックの場合、倍速ですべて聴けるため情報の取りこぼしがない」「現代のビジネスパーソンが執筆した書籍も多く、選択肢が多い」と、ポジティブな声が届いています。

共有言語が増え、コミュニケーションがスムーズに

――勉強会でのオーディオブック活用は、他の導入企業や導入を検討中の企業にとっても良い参考になると思います。谷脇さんの選書方法について教えてください。

谷脇: 毎月オトバンクさんからいただく「おすすめリスト」を参考にしたり、一般サイトで本の口コミなどを見たりしています。弊社には知識豊富なマネージャーが多いため、リーダー向け・経営者向けの書籍を基準に選びつつ、うまく議論ができそうな本を選んでいます。

――ディスカッションが盛り上がるとのことですが、活発に意見交換が進むために、何か工夫をされていますか。

谷脇: 社長が自ら概要をまとめ参加社員に意見を促すなど、社長の積極的な働きかけによる部分は大きいと思います。また、マネージャー陣も活発に意見を出す方が多いため、自然と盛り上がっている印象です。

――「audiobook.jp 法人版」導入後の社内の変化についても、教えてください。

谷脇: ミーティングの際に、マネジメント勉強会で学んだことが話題に上がる機会が増えました。「あの本に書いてあった、この内容」のように、社内での共通言語が増えることで、よりコミュニケーションがスムーズになっていると感じます。
 
「audiobook.jp 法人版」の導入きっかけはマネジメント勉強会の教材でしたが、社内での評判もよく、反応も上々です。

――今後のオーディオブックの活用方法について、お考えをお聞かせください。

谷脇: 「会社として、それぞれが自分の好きなタイミングで知識を習得できる環境を作ることが大事。自ら学ぶ姿勢を作ってほしい」との社長の思いもあり、一般社員も福利厚生の一環として「audiobook.jp 法人版」利用できるよう、全社員が使えるかたちで導入しています。
せっかくなら、マネジメント勉強会以外にも積極的に活用してもらいたいので、一番活用している社員を取材して、活用方法を社内紹介するということもやってみたいです。
 
また、今後は他の職種の勉強会や新入社員の研修などにも使っていきたいと思っています。新入社員向けの教育に関しては、現在、社長が紙の書籍を2冊ほど選び、課題図書の形で配布し、皆で集まって「アウトプット会」というものを実施しています。これをオーディオブックの中から選書し、皆で聴きながらやってみるのもおもしろいかもしれません。

――貴重なお話をありがとうございました!

■株式会社LYZON
本社: 東京都文京区
事業内容: Webサイトの構築・運用・コンサルティング、動画サービス、採用マッチングサービスなど
ウェブサイト: https://www.lyzon.co.jp/company/ 


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