わたしは、変わっていなかった。
人生、40年以上も生きていると、ようやくこれまでの自分を振返ってみる境地にもなれる。
これってきっと、なかなか若い頃にはできないことで。
今とはまるで別人のようだった若い頃。
中身も見た目も。
そんなことを思う中高年は多いのではないだろうか。
人生いろいろ経験してきて、「丸くなった」「まるで別人になった」「180度考え方が変わった」などと思っていた。
わたしは、変わった?
変わったのだろうか?
あの頃、今の自分が絶対に許せないような行動を取ったり、どうしようもない考え方をしていた自分は、別の人間だったのだろうか。
否。
あの頃、今の自分が絶対に許せないような行動を取ったり、どうしようもない考え方をしていた自分も、間違いなく、わたし自身だ。
最近、それに気づいた。
わたしは、「変わっていない」。
あの頃のどうしようもない自分は、今も、内在している。
あの頃の自分を時々、ひっぱり出してみて、確かめてみると、
ちゃんと、「居る」。
「変わった」のではなくて、気づいただけなんだ。
多様な自分が内在していることに。
わたし自身の中に、パラレルワールドが存在していることに。
わたしは、いつだって、あの頃の自分になれる。
だからこそ、今の自分を選んでる。
1つじゃない、シンプルじゃない、複雑極まりないわたしが、わたし。
わたしは、どうやらAIではない。
・・・・と、思う(;'∀')
これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/