ATSUSHI

14歳男、12歳女、6歳男の父親41歳。 安定の大阪府庁を退職し、NPO法人ファザーリ…

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14歳男、12歳女、6歳男の父親41歳。 安定の大阪府庁を退職し、NPO法人ファザーリング・ジャパン関西の理事長を経てベンチャー企業の取締役。世界中の様々な子育てと教育についての情報を届けます。

マガジン

  • マレーシア父子留学の記録

    父親と子ども2人で、2022年4月からマレーシアのジョホールバルに移住しました。 コロナは大きな爪痕を残すものの、フルリモートワークが可能になって、父子留学という新しいチャレンジができるようになりました。 母子にも父子にも、何かの参考になると嬉しいです。

  • なるほど!子育てザ・ワールド

    「世界中に親戚を創ろう!」 世界の子育てや教育、親としての生き方の多様な選択肢を、世界のあちらこちらで子育て中の日本人との交流を通して、正解のない問いに対して、参考書より正しくて、マンガよりも楽しい何かを提供するイベントのレポートです。

最近の記事

マレーシア移住の最初の難敵

こんにちは、あるいはこんばんは、もしくははじめまして。 私は、2022年4月7日にマレーシアに向けて、当時7歳(小学2年生)の息子と、父親の2人だけで出発しました。 2人だけで異国の地でやっていけるのか。 父親と子どもって聞いたことないけど、どうやってやっていくんだろう。 なんとかなると思ってたし、実際のところなんとかなってるけど、あの頃はマジで大変すぎて、2人して3日後にはもう日本帰りたいってなってました。 こうして半年余りが経って、今なら笑って振り返ることもできるよう

    • 家族の進化論(KH・キリロム在住定松真理子さん)

      なるほど!子育てザ・ワールド!とうとう第10回目になりました。 いつも素敵な話をたくさん聞かせていただいて、その度に思うんです。 子育ての話って、もっとたくさんの人とすべきことだなぁと。 みんな素晴らしい思いを持って子どもに寄り添っているはずなんです。 なのに、それを人に話したり、人の思いを聞いたりする機会ってとても少ないと思います。 人の話を聞いたり、自分の話をすれば、もっともっと自分の子育てのことがよくわかると思うし、関わり方にも幅が広がってくると思います。 少なくとも

      • 「移住」というより「引っ越し」と思う(日本全国子連れテレワーク、山本裕介さん)

        なるほど!子育てザ・ワールド!9回目。 毎回、本当にたのしいお話をたくさん教えていただいて、どんどん新しいチャレンジへの扉が開かれている感覚が生まれております。 経験したことのない、言語も価値観も違ういろんな場所での子育ての話。 それはとても魅力的ですが、そこにはまだまだハードルが高いのも事実かなと思います。 そしてそれは日本であっても同じで、要は、今いる地域、コミュニティから離れて子育てするというのは、なかなか難しいということですね。 そうした中で、日本全国各地で子連

        • 40年先の世界で子育てをする(スイスで子育て、杉野朋子さん)

          なるほど!子育てザ・ワールド!も8回目を迎えることができました。 毎回、およそ経験したことのない、言語も価値観も違ういろんな場所での子育ての話。 まるで自分が行って子育てしてきたような本当にたくさんのインプットを得られているという贅沢を味わっています。 海外で子育てしたいなんて、子どもが産まれたときは思ってもみませんでしたが、聞けば聞くほど海外に連れて行って子育てしたいなぁと思わずにはいられません。 日本も決して悪くないと思います。 いや、むしろいいところもたくさんあると

        マレーシア移住の最初の難敵

        • 家族の進化論(KH・キリロム在住定松真理子さん)

        • 「移住」というより「引っ越し」と思う(日本全国子連れテレワーク、山本裕介さん)

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          1本
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          10本

        記事

          多様性は地域の中にもある(千葉県在住、村上誠さん・康子さん)

          これまで海外の国のお話を伺ってきました。 海外の情報に日本からアクセスすると、教育も、子育ても、働き方も、いい面がたくさん取り上げられていて、「これからのグローバル人材を育てるためには海外で子育てする方が良い・・・」なんて思ってしまいます。 けど、お話を伺うと、いいところもあれば、やっぱり大変なこともあって、逆に日本の方が優れているところもたくさんある事がわかってきます。 土屋明日香さん(UK在住)がおっしゃってくださっていたように、理想的な国はどこにもないわけですね。 教

          多様性は地域の中にもある(千葉県在住、村上誠さん・康子さん)

          子どもが暮らす環境を自由に選べるように(SG在住草埜健太さん、圭紀さん)

          子育てはどの国が一番なの!? これまで、いくつもの国の子育てのお話を聞いてきましたが、何にせよ一長一短あって、すべてが最高の子育て環境はおそらくないんだろうと思います。 そりゃそうですよね。 すべてが思ったとおりなんて、この世のどこにもありません。 だからこそ、もっと一生懸命考えないといけなんだなぁと思うに至っています。 子どもの将来にどんなこと(ギフト)を届けたい? いろんな国のいろんな事情は子どもの生きる力を育めるだろうか? 自分たちの現状ならどこまでを届けられるだろう?

          子どもが暮らす環境を自由に選べるように(SG在住草埜健太さん、圭紀さん)

          イギリスにきて確信「理想の国はどこにもない」(UK在住土屋明日香さん)。

          海外に住むことにあこがれていますいつか海外に住んで生活したい・・・って思うんですよ。 できるんだったらって、同じように思っている人って多いんじゃないでしょうか。 こういう企画を実施するようになって「僕も」「私も」っていう声が届くようになりました。 最近、よく調べるようになってきたなかで、海外に住む方法っていうのはいろいろあることがわかってきましたが、生活感にはなかなかたどり着けなかったりします。 それを補完することが、「なるほど!子育てザ・ワールド」の意義の一つなのかなって、

          イギリスにきて確信「理想の国はどこにもない」(UK在住土屋明日香さん)。

          留学するなら高校?大学?人との違いを武器にせよ!

          「海外との繋がりを提供してたくさんの選択肢を届けたい!」「子ども達が海外に行くことを求めているわけじゃない。」 最初は、そう思っていました。 でも、最近はチョット考え方が変わってきていて・・・。 ここでは詳しくは語りませんが、選択肢が日本の中にしかない状況にチョット危機感を覚えています。 世界標準で子どもの選択肢を広げるお手伝いが、これまで以上に必要になることを実感しているんですよね。 そこで大事になってくるのは情報です! そしてリアルな声。 情報にふれて考える機会が間違

          留学するなら高校?大学?人との違いを武器にせよ!

          14歳とホームレス

          うちの長男は14歳、中学2年生。 彼に、認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈さんの著書「14歳で“おっちゃん"と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」」をプレゼントしました。 川口加奈さんは、14歳でホームレス問題で出合って、そのときから「誰もが何度でも、やり直せる社会をつくりたい。」と思い続けて15年間、ずっと活動されている、NPO経営者仲間であり、心から尊敬している社会起業家のおひとりです。 15年続けるテーマに14歳で出合う話は、14歳

          14歳とホームレス

          子どもの想像力を高める「◯◯」、留学/移住コーディネーターと学ぶこれからの教育(PEN在住長塚香里さん)

          世界は広い!親子留学ってすごく響きが良いですね。 僕も行ってみたいし、子どもと一緒に留学したいって思っています。 そうはいうものの、なかなかどうして実行するのは難しい。 お金であったり、仕事であったり、語学力であったり、まぁ理由は様々ですが・・・、一番の理由はどうやって「すればいいか」わからないってことだと思うんですよね。 思うに、僕も含めてやりたいと思っている人の多くは、いきなり移住とか考えちゃうからだと思うんです。 いきなり知らない土地で、生活できるかどうかすらわからな

          子どもの想像力を高める「◯◯」、留学/移住コーディネーターと学ぶこれからの教育(PEN在住長塚香里さん)

          新型コロナウイルスを予防する本当の意味

          朝起きたら、起き上がるのに努力が必要なくらいの倦怠感があって、 「あぁ、今日は栄養ドリンクがいるなぁ。」 「今日の会食の予定はキャンセルやなぁ。」 そんな目覚めから、タイトルに至るまでの話です。 新型コロナウイルスはこわくない!?新型コロナウイルスの感染者数が連日放送されています。 でも、感染者は増えているものの、亡くなったり重症化する人は少なくなって、「コロナも普通の風邪と同じくらいやからそんなに心配ないんちゃうん?」って思う人、多いんじゃないでしょうか。 僕もその一

          新型コロナウイルスを予防する本当の意味

          留学してアメリカで暮らす。そのいちばんはじめのきっかけは・・・(WS在住大野拓未さん)

          「子どもの選択肢を日本だけにとどめたくない!」子ども達が海外に行くことを求めているわけじゃない。 でも、日本だけに選択肢をとどめてほしくもない。 どうしたら子ども達の選択肢というものを広げる手伝いが、親としてできるのか。 日本で日々子育てをしながら、何となく窮屈さを感じながら、子どもが産まれてずっとこのテーマについて考えています。 繰り返しますが、決して海外ありきと思っているわけじゃないんです。 簡単にできるわけでもないし。 いいことばかりではないことも知っています。 それ

          留学してアメリカで暮らす。そのいちばんはじめのきっかけは・・・(WS在住大野拓未さん)

          アメリカに移住した日本人の親が感じた「アメリカの教育はここがいい!」(NJ在住小西 一禎さん)

          「海外で子育てしてみたい!」と思ったこと、ありませんか?日本で子育てをしながら、「子どもに海外の子育てや教育を体験させてあげられたらなぁ」と思うんです。日本での子育てや学校というのに窮屈さみたいなものがあるんですよね。 とはいえ「よし!海外で子育てしよう!」って簡単にできるわけでもないし、いいことばかりではないことも知っています。それでも、考えてしまう海外の子育てという選択肢は「ありなの?なしなの?」 今、オンラインがすごく身近になったおかげで、気軽にいろんなことを聞ける

          アメリカに移住した日本人の親が感じた「アメリカの教育はここがいい!」(NJ在住小西 一禎さん)