《連続投稿578日目》AIレコメンドのポテンシャル
日経電子版の記事【AIでおすすめの腕時計 エクサウィザーズとシチズン】では、ユーザーが専用サイトでファッション・腕時計の好みについて答えると、AIが、シチズン製腕時計約700モデルの中から好みにあった腕時計を選んでくれる「AIウオッチレコメンド」についてリポートされています。
さっそく、記事からこのサービスの特徴をピックアップしてみると――
▶「AIウオッチレコメンド」の特徴
(1)様々な雰囲気の写真を示して、ファッション・腕時計の好みを問う。
⇨何を質問するかでレコメンドの精度が変わってくる。
(2)その腕時計を薦める理由も示すことで、ユーザーに納得感のUX
(ユーザーエクスペリエンス)が。
⇨AIの判断の根拠がホワイトボックス。
(3)ユーザーが増えデータ量が増加すれば、AIの学習が進んでレコメンド
の精度が上がる。
(4)来店しなくても自分が欲しい腕時計を選べるポテンシャルがある。
(5)腕時計への興味が薄い消費者層(≒決して来店しない客層)を開拓
するツールになり得る。
など
こうしてみると、進化した、良く練られたAIレコメンドのシステムは――
①「何を質問するか」を深化させ、
②「何で提案するか」を可視化する事で、
――ユーザーの信頼を獲得し――
A.店に行かなくても商品を選べる、そして、
B.興味がなかったものに目を開かされる(セレンディピティ)、
――というUX(ユーザーエクスペリエンス)を実現していることが分かります。
そのポテンシャルは大きいと考えられます。
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