不可能に挑む仕事
日経電子版の記事【年収2000万円、週休3日 「できないと言わない」社長】は、明らかに不可能に見える案件にも「できないと言わない」会社のリポートです。
もし、技術的に不可能に見える案件を依頼されたらどうするか?――この記事を読むと、そこがきわめて重要な企業にとっての分岐点である事が分かります。
そこで、まず、そのような仕事のフローを記事から整理してみると――
▶不可能に見える案件を依頼されたら……
⇩ ⇩ ⇩
①断る ②そのまま ③依頼内容の詳細を検討
⇩ 受けてしまう ⇩
リスクはないが ⇩ ☆変更可能な条件・妥協点
企業の成長もない 無謀でリスキーなだけ を探る
⇩ ⇩
交渉成立 暫定的に引き受ける
⇩ (完成したら買って
⇩ もらう)
⇩ ⇩
お金をもらって自社の技術力を
向上させるチャンスをゲット!
⇩
『社員のモチベーション向上』⇦⇦⇦⇦⇦⇦『ノウハウの蓄積』
⇩ ⇩
『社員の技能向上』 『技術力向上』
⇩ ⇩
⇩ 『プロダクトが高付加価値化』
⇩ ⇩
⇩ 『コモディティ化を回避』
⇩ ⇩
⇩ 『利益の蓄積』
⇩ ⇩
⇩ 『新分野・BtoCへのチャレンジ』
『人手不足の熟練者に ⇩
依存しない体制』 『安定した成長基盤』
人生に様々な岐路があるように、企業においては、難しい依頼を受けた時の対応がきわめて重要な事が分かります。そこで逃げずに踏みとどまることが、会社の飛躍、そして、そこで働く者の成長へと繋がっていくのです。何よりも、難しい仕事を引き受ける=お金をもらって技術を開発、という図式が素晴らしいと思いました。
そして、社員のモチベーションが上がって、技術力が向上していく、という事は、取りも直さず、人手不足の熟練者への依存からの脱却へと結び付いていくのではないでしょうか。
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