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43歳妻子持ちの転職~自営業になるための準備

43歳妻子持ち(子供3人)の私が、次も決まっていないのに退職を決断したのが、約1か月前のこと。

この1か月間は、改めて自分にとっての「働くとは何か?」を考える日々でした。

朧気ながら、自分にとってのやりたいことが見えてきた中で、転職サイトで求人を探したり、転職エージェントの面談を受けたり、本当の希望であるフリーランス(自営業)で、活躍している人たちの話しを聞くなかで、自分のやりたいこと、自分にとって最適なワークライフバランス、譲れない条件が見えて定まってきました。

譲れないことベスト5

自分の中の希望を整理すると、

・子供の成長に携わる仕事
・土日祝日休みの仕事
・1か月の家庭の支出を自分の収入だけで賄える仕事
・夕御飯を家族で食べられる時間に終わる仕事
・独立後のノウハウが身に付く仕事

になります。
かなり贅沢なことを言っているのは、自分でも承知しています。

でも、自分が健やかに働いていくには、外せない条件だったりします。

子供の成長に携わる仕事がしたいのに、自分の子供と接する時間がなくなるような仕事じゃ、精神衛生的によろしくありません。

人の役に立つ仕事がしたいのに、一番身近な家族の役に立てないような状況(物理的にいない)で働くのも、何か違う気がしてしまいます。

本質的な希望である独立をするためには、準備も必要で、余力がなくなるくらいの労働環境も、「怠惰な多忙」(忙しく仕事をこなしているけど自分が目指す方向への成長をしていない状態)になるだけで、早々にモヤモヤが生まれそうです。

20代の頃の自分が側にいたなら、「ぬるいこと言ってんな」「そんな甘い考えで一流の仕事人になれるのか」と檄を飛ばされそうですが、長く、健やかに、やりがいを感じながら働いて行くなら、外せない部分なので、やっぱり譲れません。

仕事1本で、会社(社会)で出世(成功)の階段を登っていくのは、確かにそんなに甘いものじゃないし、ハードワークが必要なことも分かっています。

でも、家庭の時間と自分の時間と仕事の時間をバランス良く調整し、一定の責任を果たしていくこともまた、簡単ではないと思うので、「怠惰」だったり、「ぬるい」とは思わなくなった自分がいます。

ちなみに退職には理解を示してくれた妻ですが、自営業には懸念を示しています。

まぁ自分自身、まだフワッとした自営業像しかないので、妻の立場なら、「もっとよく考えて」となるでしょう。

ただ、転職サイトやエージェントから紹介される求人を見る限り、外せない条件とは真逆の求人ばかり。子供に携わる仕事で、一定の給与水準を目指すなら、年間休日が少なかったり、退勤時間が遅めだったりします。

悩ましいなぁ。
でもどうせ働くなら、納得して、やりがいを感じたいし、自分の心の声にも耳を傾けた仕事を選びたいものです。

いっそ子供に携わる仕事は諦めて、他業種で時間的なゆとりがあるなかで、余った時間に独立後に向けた新しいことをしていくのもありなのかなと思ってます。

毎回、こうして自分の気持ちを書いていると、「そんなワガママな希望を持ってるなら、いきなりフリーランスで苦労した方が早いんじゃね?」と思ったりもしていますが、とりあえずハローワークにも行ってみて、別の視点の仕事探しをしてみたいと思っています。

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