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【資産形成したい社会人へ】自宅用マンション購入のススメ

多くの方、特に社会人の方が近い将来、

資産をつくりたい

と思っていても、直近の出費で貯金も貯まらず、何もできていないことだと思います。

noteでは、余り資産形成に関する記事が無いように思いますので、ここでは社会人の方を対象に「自宅用マンション購入のススメ」と題し、自宅用マンション(もしくは一軒家)購入のメリットや資産形成に役立つ購入方法についてご紹介したいと思います。

「自宅用」と付けているのは、今は投資目的でのマンション購入も多くあるため、それと区別するために、このようなタイトルにしています。

実は元々、この手の資産形成について色々とネタがあり、情報発信していきたいと思っていました。

賃貸のデメリット

賃貸は移動の自由があると一般的には認知されていますが、日本の賃貸は概ね2年の更新が多く、いつでも引っ越しできる、という完全に自由なものではありません

また、礼金など不透明な仕組みも残っており、日本特有の賃貸事情がゆえ、居住者に都合の良い環境だとは言い難いでしょう。

私は留学でアメリカに4年間住んでいましたが、アメリカでは頭金(deposit)と家賃(rent)さえ払っていれば、月単位でいつでも引っ越しでき、家賃も住んだ月だけ支払えばOKです。

また、これも良く言われていることですが、賃貸は支払いをするにも関わらず、資産として残りません

毎月、支払いを続けて、ハイ終わり、です。

購入のメリット

この点、購入だと多くのメリットを享受することができます。

もちろん購入費用は数千万円から1億円以上と非常に高額ではありますが、購入自体に礼金のような不透明さはほぼありません

むしろ、販売会社は細かいオプションまで色々と説明してくれます。

そして何よりも、購入すれば資産として残ります

つまり、

あなたのもの

になるのです。

資産となれば、信用が増します。お金を借りることもできます。

ある程度の資産を持てば、見えてくる世界も変わってくるでしょう。

購入のデメリット

購入のデメリットについても触れておきます。

まず、一番大きなデメリットは、引っ越しの自由が大きく制限されることです。

不可能ではないですが、購入も売却も大きな手間が伴います。

また、時期や条件にもよりますが、売却損、つまり購入価格から売却価格を差し引いた差分も発生します。

お子さんがいらっしゃる方、特に小学校以上の方がいらっしゃる場合は、転校についても考えないといけません。

ですので、一度、購入したら簡単には引っ越せないでしょう。

また多くの場合、ローンを組み、負債、つまり借金を抱えることになります。

病気やケガなど何かあった時のことを考えると、なかなか借金する勇気は持てないかもしれません。

購入するかどうか考える時のポイント

購入のデメリットも踏まえて、購入の際は次の点を考慮すると良いと思います。

1. 転勤&転職の有無
2. 結婚や子供などのライフプラン
3. 金利


まず1.ですが、業種や職種によっては転勤する可能性がある方もいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方は、正直購入するのは難しいでしょう。

また、転職を考えている方は、職場が変わることも十分に考えられるので、転職後の購入が良いでしょう。

次に2.ですが、結婚したり、子供ができたりすると、居住スペースについての要件や希望も変わってきます。

ですので理想を言えば、結婚してから、できれば子供ができてから購入するのが理想です。

ただし今の時代、結婚するのが遅れてしまうのは珍しいことではなく、購入の時期がどんどん先に延びてしまいます。

このような場合は、結婚を見越して、あるいは子供ができることも踏まえて、先に少し大きめの自宅を購入してもいいかもしれません。

次に3.ですが、この金利が非常に重要です。

住宅ローンの金利が高いと、なかなか手も出しにくくなってしまいます。

日本の住宅ローンの金利は、国の政策もありしばらく5.5%が続いていましたが、今はかなり下がり民間の変動金利型の店頭表示金利は2.475%まで下がっています。

店頭表示2.475%の変動金利型は、概ね0.4~0.6%程度でしょう。

また、これから国の施策で金利がさらに下がることも予想されます。

ですので今、この低金利を活用して住宅ローンを組むチャンスなのです!

※住宅ローンの金利について詳細を知りたい方は、ZUUonlineの記事「【2019年最新】住宅ローン金利推移! 低金利という理由でローンを組むのはNG」をご覧ください。

1.~3.のポイントを考慮して纏めると、転勤や転職の予定が無い人は、すぐに自宅を購入することの検討をおススメします!

この低金利はチャンスですから、独身の方も、将来の結婚やお子さんの誕生を見越して、自宅の購入を検討してはいかがでしょうか?

この記事は2020年4月に執筆していますが、コロナの件もあり、これから金利が下がっていくことも想像に難くないです。

また、来年オリンピックも予定しているので、場所にも依るでしょうが、地価や物件の価格の上昇も見込めます。

今年の後半は狙い目と言ってもいいのではないでしょうか?

私の経験談

今までの説明した点について、私の経験談をお話します。

1.については、私の場合、外資系企業に勤務していて原則として転勤はなく、転職(そしてオフィスの移転)については考えていましたが、立地、利便性の良い物件を購入すれば気にならないと思いました。

2.と3.については、独身で結婚の予定もありませんでしたが、金利がかなり下がっていたことと、職場に通いやすく、実家に帰るのも難が無い、ちょうど良い物件が見つかったので、購入を決めました。

購入して未だに独身ですが😅、少し大きめの部屋を購入したので、結婚して、一人であれば子供ができても大きな問題ではなさそうです。

ちなみに、私が購入した自宅マンションはこんな感じです。

✅2006年契約、2007年引越し
✅JR山手線沿線、最寄駅から徒歩4分
✅36階建て新築マンションの14階
✅南向きで眺望よし
✅2LK、72㎡
✅1階にスーパーあり
✅マンションそばに小さな公園あり
✅徒歩10分圏内に区役所支所、病院、小学校あり
✅窓を開けると音がするのがやや難点

購入時の考慮ポイント


ただし、どの物件でも良いという訳ではありません。自宅を購入するにも注意点があります。

現在の自宅マンションに引っ越してから、不動産価格をウォッチしてきましたが、次のような条件は価格が下がりにくい傾向にあると考えています。

・東京都心もしくは主要都市の中心部
・駅から近い(概ね5分程度)
・地盤が強固

やはり立地の良いところは、人気が高く、値下がりしにくい傾向にあるように感じます。

駅から遠いところや、地盤が緩いところは地価が下がりやすく、あまりお勧めできません。

まあ、駅に近く、地盤が強固なマンションは、平均的に価格も高いです。

ただ、それを考慮しても値下がりやリスクを考慮して、駅近で地盤が強固なマンションを購入することをお勧めします。

私が購入したマンションは、オリンピックや地域の開発もあり、今14年ほど経過しましたが、マンションの価格は全く下がっていません

数年前はむしろ、購入価格を上回る評価が出ていて、驚くくらいでした。

逆に駅の反対側のマンションは地盤に問題があり、同規模、同様の間取り、同様の駅近さで購入価格は同じでしたが、2011年の東日本大震災を機に一気にマンションの評価価格は下がっていきました。

マンションか戸建てか

ここで自宅を購入する際、マンションにするのか、戸建てにするのか、という判断が必要になります。

これについては、完全に個人の好みだと思いますが、個人的にはマンションのほうをお勧めしています。

理由は次の通りです。

・東京都心もしくは主要都市の中心部には多くのマンションが建設されていて選択肢が多い
・隣人トラブルが少ない
・オートロックなどで安全度が高い
・共用スペース(ラウンジや勉強スペース、カラオケルームなど)を使える
・集合して居住しているので費用面で経済的なメリットが多くつく

このような理由もあって、この記事のタイトルには「戸建て」ではなく「マンション」を入れています。

ただ、繰り返しになりますが、自分だけの城を持ちたい、庭が欲しい、というようなニーズもありますので、個人のご判断にお任せします。

不動産価格が下がりにくい、東京都心もしくは主要都市の中心部には戸建てが余りないため、探すのは少々大変かもしれませんが、探せば無いことも無いのので、是非チャレンジしてください!

リモートワークが浸透するとどうなるか?

中には、コロナウィルスに端を発するリモートワークの広まりで、オフィス不要論も出始めて、地方や郊外のメリットも強調されています。

地方や郊外のメリットは全く否定しません。今は価値観も様々ですので。

ただ、リモートワークが浸透しても、現状日本においては、特に営業職やサービス職など接客が伴う職種については、ある程度のリモートワークに移行しても、100%リモートワークというのは難しいでしょう。

(事務職やコールセンターのコミュニケーターの職種で、既にリモートワークに移行しているのであれば、これは当てはまらないかもしれません。)

ですので、それらの事も加味して、やはり立地の良いところで自宅を購入するのが良いのではないでしょうか。

住宅ローンの返済について

可能であれば、ローンの返済も早く行った方が良いです。

金利を払うのはもったいないですからね。

無理のないで節約して、出費を抑え、可能な限りローンの返済を行いましょう。

もしご両親が資金面に余裕があって、(無利子で)貸してくれるような事があれば、勿論そのほうが良いでしょう。

また、ローンを返済すれば、心理的な余裕も生まれてきます。

借金から解放されて、心の余裕が生まれるのです。

私は社会貢献に対する意欲もわき、道や電車で会う人にも優しく接するようになったと思っいます。人間、不思議ですね。

最後に

専門家の意見ではなくて恐縮ですが、経験者としての学びも役立つかと思い、この記事を書いてみました。

もちろん簡単ではないですし、実践するにはハードルも高いですが、予備知識としてもっておいて損はないと思います。

もしニーズがあれば、もう少し調べて、追記したり、色々な情報を付け足したいと思いますので、是非お知らせください。

ご参考になれば幸いです。

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