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2021年4月の記事一覧
「vol.8 職人さん100人数珠つなぎ」/後藤美鈴(Misuzu Goto)さん/京繍(きょうぬい)のエバンジェリスト
京繍(平安遷都の際に、刺繡をするための職人を抱えた縫部司(ぬいべのつかさ)という役所が置かれたことが始まりとされています。刺繍による仏画や曼荼羅、武具および衣装に彩りを与えています。@京都府)
後藤美鈴さんが経営する中村刺繍は、お祖父様の代からはじまり、お父様、そして後藤さんと3代に渡り京繍を受け継ぎ発展させながら、歴史ある京都文化の一端を担っています。趣味に忙しい後藤さんは、週末にはバンドのラ
「vol.7 職人さん100人数珠つなぎ」/石橋直樹(Naoki Ishibashi)さん/イグサデザインディレクター
福岡花ござ「掛川」(い草の産地として知られる筑後一帯で古くから生産されている織物@福岡県)
デザインディレクターとして2005年フロア畳 「TATAMIST」、2008年「IGSA series」でグッドデザイン賞を受賞している石橋さん。イグサの可能性を拡げるため、イグサをファブリックとして捉えた商品開発をしています。
新しい挑戦を続ける原動力は、国内の花ござ生産量の約9割を占める産地として、生
「vol.6 職人さん100人数珠つなぎ」/木下富雄(Tomio Kinoshita)さん/グローバルに活躍する木地師
山中漆器(“木地の山中“と称されるほど、木地に施す技術と生産量において日本一を誇る漆器産地@石川県加賀市)
※木地とは、例えばお碗を作る場合、木の状態からロクロとカンナを用いて丸い形を作りだす器物で、漆を塗る前の段階にあたり、木の地肌のままのお碗状態のもの。
システムエンジニアから手に取るものを作りたいと山中漆器の職人に転進した木下富雄さん。
漆器を選んだ理由は、頭にあるものを自らの手で作り