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パン作りを極めるためは、観察力を養うこと。

こんにちは。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

最近食パン作りが上手くいかなくて、悩んでおりました。

以前の記事に、中種法で仕込むといいと教わり試したら上手く行ったと書いたのですが、その後また上手く焼けなくなってしまいました。

何なんだろ。

もう、原因が分からない。

今度こそ、今度こそと色々試して不出来なパンが出来上がると、ガックリして気分が落ち込みます。

失敗は成功の元と言われても、こんなに毎回失敗するんだったら、もう作りたくない。

もう辞めた。

ふてくされて、しばらく放置していました。

でも、やっぱり焼きたい欲がグイグイ出てきます。

少ない粉で小さく焼けば、罪悪感も少ないはず。

そんな事を考えながら、ふとパンの教科書という本をペラペラすると、

「食パンはとにかく良く捏ねること」

という言葉が目に飛び込んできました。

捏ねる。

いつも、捏ねはホームベーカリーにお任せしています。

捏ね時間はいつも10分強。

今までそれでも、きちんと釜のびした食パンが焼けていました。

捏ね時間が変わらないのに、最近パン生地が膨らまないと言うことは、ホームベーカリーのパワーが落ちているのでは?

何と!!

調べてみると、ホームベーカリーの寿命は使い方にもよりますが、1年〜3年。

うちのは、2018年製です。

そうか、だんだんパワーダウンしてきてるんだ。

気付くのが遅すぎました。

きちんと、パン生地を観察していれば表面がツヤっとしていないとか伸びが悪いとか発見できたのに、ホームベーカリーを全面的に信じ込んでいました。

パン友さんに聞いてみると、ホームベーカリーはメーカーによってもパワーが全然違うそうなので、生地の様子を見て回しているとのこと。

そして捏ね時間は何と休ませながら30分以上。

なるほど。

何だか光が差してきたような気がして、早速パワーが落ちてきているホームベーカリーで30分近く捏ねて生地を仕込んでみました。

驚きの膨らみっぷりです。

フィリング入りなので、余計に膨らんでいます。

2次発酵が、早い。

側面もザラザラせず、ホワイトラインも出てくれました。

これでホームベーカリーが頑張ってくれる間は、またパン作りを楽しめそうです。

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