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2024年1月・2月|本、漫画、映画などなど記録

 コンテンツ月報!
 今年に入ってからfilmarksとブクログを始めてみたんですが、Twitterで140字区切りになりながら打つより楽で、Twitterのメディア欄を遡るより楽ですね……。
 1月分を書いて、でも2月に入ってしまって予定のある週末が続いたりして、資格試験の勉強をしている間にあっという間に4月が終わろうとしている。でも記録系アプリのおかげで何とか……1月2月分まとめて書こうと思います!

 というわけで昨年に引き続き月ごとでコンテンツ記録です。
 どちらかというと読んでない・見てない方も読めるようにネタバレは控えめにしているつもりです。
 一覧は目次からどうぞ!

実用書:[図解]アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング/安藤俊介

 図とかマンガの扉絵とかもあってサクサク読めました!
 もう少し具体性がほしいって思う箇所も出てきたけど、超入門をうたってるしこれはこれでちょうどいい塩梅なのかな〜と、入門書としてはオススメできるなと思いました。2024年1月時点ではKindle Unlimitedで読めたのでそれも大きい。
 これ読んで気になるところはさらに別の本探してみるっていう取っ掛りの本としてはかなりいいと思うし、読んでみてよかったです!

 納得して面白かったのは、アンガーマネジメントはアレルギー対策みたいなものという説明で、対症療法(怒りが発生したその場での対応)と体質改善(習慣とか意識の変化)の2つの対応をすることになる、っていう例えが分かりやすかったです。

 構成も「とっさの怒りを乗り越える方法」「怒らない自分を作る習慣」「ムダに怒らない人になる心の持ち方」、それから「上手な怒り方」で明瞭だったと思います。
 各章で具体的な対策としての行動とか習慣が7~10個ずつある感じなので、できてることはこのまま行こうと思ったし、知らなかったけど使えそうな方法とかもあって参考になりました。
 ただ納得いかない部分とかもあったので、そこはそことして使える部分を拾っていくのがよさそうとも思ったかな。

 変えたいと思うかどうか×自分で変えられるかどうかで変えたい・自分に変えられることに全力を尽くすべき、という章での冒頭4コマ漫画(各章の表紙が4コマ漫画)がテレビ見て政治に怒ってるひとに怒っても仕方ないのに〜って思ってる、みたいなもので、いや変えられないにしても怒るのは大事だろ! と思うなど。
 あと過敏かもだけど全体的にステレオタイプな例も多かったので、そういう部分で若干引っかかるところもあったのがやや残念でした。

人文学:別冊NHK100分de名著 フェミニズム

 フェミニズムに関わる本とそれで描かれるフェミニズム要素について、4名の方が書かれてるんだけど、どれも異なる視点で面白かったです。読めてよかった!

 『侍女の物語』『誓願』は前から気になってたけどいっそう読みたくなりました。最悪な構造の中で異なる立ち位置にいる女性たちが描かれる物語、気になる……。

 あと私は身体が女性で同性パートナーがいて、それを割とカムアウトする方なのですが、これって自分が男性だったらこんなにカムアできてただろうかと疑問に思っていて、それが上野千鶴子さんのホモソーシャルの構造についての文章で割と納得できて、読めてよかったです。
 ホモソーシャルにおいて獲得する価値のあるもの・消費するものが女性(性的に)で、その論理で行くと自分たちを消費される側と見なす同性愛者は弾かれるという論理でした。
 あと男性が真に認められたいのは女性ではなく男性、というのもなるほどと思いました、この人のためなら死ねる、と男が命を賭けるのは大抵男性であると……。
 トロフィーワイフとかの用語も出てきたけど、自分の彼女/妻とか誰かの彼女/妻をくさす男性たちの理屈が本当に分からなかったのが、ここで書かれたホモソーシャルの仕組みの理屈に載せるとなるほどと腑に落ちました。それでいいんかとは思うけど……。
 結構全体的に、「男性は」って主語で言いきられてたのはどきどきしちゃったけど、まあその感覚は引き続き持っていこうと思います。

 加藤陽子さんの『伊藤野枝集』、上間陽子さんの『心的外傷と回復』も読んで痛ましく思いつつ、でもこういうアンソロジーだからこそ出会った内容で読めてよかったです。

新書・語学:日本人の英語/マーク・ピーターセン

 神田古本まつりで買った本です。奥付見たら1988年初版、2011年第68刷らしい!
 日本文学を専攻としたアメリカ人による、日本人が間違えがちな文法事項について書いた本で、科学系の雑誌で連載してたらしく日本人が英語で書いた論文ではこういう言い方が見られるけど〜、という例を挙げたものが多くて面白かった!

 名詞・助動詞・時制・副詞などなど広く書かれてたけど、個人的にはやっぱり冠詞が……難しいな〜、何回も色んな人の説明で理解していくしかないよな〜という感じ。

 後半は関係詞とかも出てきてて、間違えてる例文を、まず文法的に直すならこう直す→より洗練された言い方ならこう、って説明されてて面白かったです!

 特に面白かったのは、著者が「あの人は思いやりがなさすぎる」っていう日本語の表現に「ない」に程度があるのか? って理不尽に感じたところとか、

日本語の「ない」はゼロじゃないって話、確かに「あまりない」は「ある」…。笑


 前置詞(句動詞)のところでイメージの一致性が素晴らしいって言ってますけどスペルと発音の一貫性のなさにツッコミたくなったところとか。笑

 ところどころ英語中心主義的な上から目線を感じなくもなかったけど、そして面白かったって繰り返してる通り趣味で読んだ本だけど、しっかり勉強にもなりました。

小説:サバティカル/中村航

 好きな作家さんなのでこの作品は単行本でも読んでいて、航さんの久しぶりの小説新刊というのと、こういう題材の小説を応援したい気持ちで今回文庫でも買っちゃいました。
 正直、単行本で初めて読んだときは(アセクシャルの人が恋するようになる、という結末だけは絶対やだ、と思っていたのもあって)結末にいまいち納得がいかなかったのだけど、今回は素直にいい物語だったなと思えました。

 デビュー作『リレキショ』の冒頭で「大切なのは意志と勇気。それだけでね、大抵のことは何とかなるのよ」という台詞があって、「意志と勇気」というのは航さんの作品に度々登場するのだけど、アセクシャルを扱った今作では「意志と勇気ではどうにもならないこと」という使い方で登場しました。

 私はアセクシャルじゃないけどXジェンダー(ノンバイナリー)という自認があって、Xジェンダーもその言葉を知って「自分はそれかも」とこれまでの違和感に納得がいく、みたいなのがあるあるなのでそれを思い出したし、「子供っぽいところあるから」「まだいい人に出会ってないだけ」のようなよく言われてしまう言葉とか、あとアセクシャルの中でもグラデーションがあることとか、そういう現実のことを書いてくれていたのは、書いてくださってありがたいというか、信頼できるなと思えた部分でした。

 そして初読のときと読後感が違ったのは自分が年齢を重ねたからというのもあるかなと思っていて(24歳→29歳)、誰かと生きてゆきたい、でもこう生まれてきた自分にそれが叶うのだろうかっていう悩みの切実さへの解像度が上がったのかなと思いました。
 少なくともその切実さに胸がギュッとなって、だからこそ最後に主人公が恋の欠片を見出したときによかったなと思った……。

 どこかに向かって元の場所に帰ってくる(その旅の前後でキャラクターに変化や成長がある)というのは物語の構造としてよくあるけど、日々働くという日常からサバティカルという非日常を経て最後また転職先で働く日々に向かう、というこの物語もその構図で読めるかなと思います。
 で、主人公梶くんが変化したか、どのように変化したかということを考えると、最後に芽生えた感情が恋だったかどうかを置いても、ずっと向き合わないでいたものと向き合えたという前進があったと思うし、そうして向き合えたからこそ求めていた家族に似た繋がりを見つけかけている、その途中で終わったのもよかったなあ。

自分が自分をどう定義するか、自分の気持ちをどう定義するかっていう部分に関しては「意志と勇気」をもって決めていけるところもある、というのが初読のときも浮かんだ感想で、どうしたって変えられない部分に対する折り合いとして優しい結末だなとも思いました。

 帯やあらすじでアセクシャルが題材になっているのはわかっていても、実際そのトピックが出てくるのは結構後半で、サバティカルという非日常で出会いがあって、変化が起きたという展開は誰にも起き得る物語でもあって、だからこの物語はアクセシャルやマイノリティだけの物語ではなくて、それもよかった
 Trelloというタスク管理ツールが出てきたのも、プライベートとのTODOをそうやって管理するのは無機質な感じがしそうなのに、むしろ着実に状況が変わりつつあるのを示してくれるツールになっていて面白かったし楽しかった。

 また何年後かに読んだらそのときは違う感想を持つのかな。でもそういう楽しみもできた読書でした。

実用書:最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方/堀田秀吾

 ひたすらに研究機関による実験&その結果に基づいて人間ってこういう仕組み、だからこういうアクションをするとよい、を並べてくれている本。
実用的だしサクサク読めるので人におすすめできる本でした。

「やる気があるから行動する」じゃなくて「行動するとやる気が出てくる」とか、「ネガティブなときにポジティブになろうとするとドツボにハマる」とか、「決断は何を決めるか・選ぶかというよりも、そもそも決断できるかどうかが重要」とか、このあたりが印象に残ったものとしてパッと思いつくものです。

 感情ってこういう風に作用するもので、考え方を変えるとかよりもこういう行動をすると外側から感情をコントロールできるようになりますよ、っていう書き方・考え方で書かれていたのが結構個人的には合っていて、読書メモがめちゃくちゃ捗りました。

 ネガティブになったり考えすぎたりしたときに、でも人間の脳ってこういう仕組みだから、でネガティブにハマる前に留まることができそうだし、じゃあそういうときに考えすぎるよりどうすればいいんかってところまで書いてあったので、学んだことを実用的に使っていけそうです。

新書・人文学:言語の本質/今井むつみ、秋田喜美

 今井むつみさんの著書は『英語独習法』『ことばと思考』につづき3冊目! 今回も面白かった〜。
考えることが好き、言葉が好き、大学の勉強的な勉強が好き、という人には特におすすめです!
 あときっと子育てや小さい子供に携わったことがある人も面白く読めるだろうなと思います。

 オノマトペを発端に、オノマトペと普通の言葉やジェスチャーとの違いは? 「言葉」の要件は? オノマトペを多用して育てられる子供はどうやって言葉を覚えていくのか? 子供の言語学習とAIの学習の違いは? まだ言葉を覚えていない人間の赤ちゃんと動物の認知の違いは? などなど……タイトル通り「言語の本質」に迫ろうとする本でした。

 あとゆる言語学ラジオの「JAPAN AKACHAN’S MISTAKE AWARDS」(子供の言葉の使い間違い、言い間違い)が引用されててカジュアルに読める部分もあった! このチャンネルずっと知ってて気になってはいたからその回だけでも聴こう‥。

 言葉を使いながら考えながら、今こうやって使ってる言葉や思考ってどういう仕組みなんだろうってたまに疑問に思うことがあるんだけど、本気で研究を進めている人の著書でそういうふとした疑問が解かれていくのは楽しい〜。
 本ってコスパいいな……の気持ちになりました。笑

小説:春期限定いちごタルト事件/米澤穂信

 高校生か大学生のときに読んだぶり(10年弱ぶり?)の再読。
 高校デビューでつつましい〈小市民〉を目指す、でもつい推理してしまう小鳩くんと、どんな過去があったか同じように小市民を目指す小佐内さんの日常ミステリー。

 なぜだかホットココアを作るのに牛乳パックごとレンジにいれたっていう推理だけは覚えてて、あと自動車学校っていう要素が出てきたときにただの白い紙を出して送迎バスに乗り込んだ場面があったことは思い出したんだけど、本当に割と忘れていたのでいい具合に先を楽しみにしながら読めました。

 キャラクターは少ないし、過去に何があったのか分かりやすく示されるわけではないんだけど、この示されている情報から深く潜っていくのが(登場人物のことも知っていくのが)推理小説の、というかこの作品の楽しいところだと思います。

 独特な関係性がどう構築されてきた/されていくのかもすっかり忘れてるので、続きも楽しみに読みたいです。ついに冬季が発売されたのだけど、その前に夏と秋も読み返したい……!

買った漫画リスト

1. 黄泉のツガイ(6)
2. 氷の城壁(8)・(9)
3. からかい上手の高木さん(20)
4. 推しが武道館いってくれたら死ぬ(10)
5. やぶさかではございません(3)
6. 青春の霹靂(5)
7. トモダチ婚(1)
8. 嘘解きレトリック(1)~(4)
9. 町田くんの世界(1)
10. 放課後ひみつクラブ(4)
11. この音とまれ!(30)
12. アンデッドアンラック(20)
13. チ。―地球の運動について―(2)~(8)
14. はだしの天使(3)
15. 作りたい女と食べたい女(5)
16. 半妖の夜叉姫(6)
17. よふかしのうた(19)
18. シャドーハウス(16)
19. 暁のヨナ(43)
20.いやはや熱海くん (1)・(2)
21.Veil (6)  
22.ジーンブライド (3)
23.とんがり帽子のアトリエ (13)
24.北北西に曇と往け (7)

24シリーズ、35冊

 あれ、なんか去年は月に30冊くらいだったんですけど落ち着きましたね……。去年より本読んでるからかな。
 特に1月買った本は、電子で1巻無料からそのまま2巻以降を買ったものの1巻を買い直す、みたいな作品がちらほらありました。トモダチ婚、町田くんの世界、嘘解きレトリックなどなど。それから最後の3冊は同じ日に買ったんですけど、全部大好きな作品の新刊でテンション上がったなあ。

ピックアップ:いやはや熱海くん

 電車広告も出てたりして気になってたやつ! そして北北西に曇と往け、とかもそうなんですけどハルタコミックスに惹かれがちなので本屋で何度も見かけて気になっていた!
 帯には「熱海くんは学年一の美形で、男の人が好き。」というコピーが書いてあるんですが、まあその通りで、でも自分が男の人が好きなことを深刻に悩みすぎず、そして結構簡単に人を好きになってしまいがちなのが面白い。
 あと一度断られためちゃくちゃいい人な先輩と友達付き合い?が続いてて、その距離感も面白い。
 明確に言語化しがたいんですけど、とにかくいい……!

 まず絵柄が結構好きです。シンプルな線だけど表情豊かな感じ。
 そして会話のテンポとか話の進み方も好き。絶妙にリアルなゆるさというか。言葉選びも面白くて好き。
 あまり他作品と比べて言うの良くないんですけど、違国日記の雰囲気好きな人は好きだと思います。おすすめ!

映画:スーパーマリオブラザーズ

 アトラクションみたいに楽しかったです!
 私はマリオの教養(?)あんまりないんですけど、それでもあの要素が映画になってる! ていうのが分かって超楽しかった〜。耳慣れたBGMが映画音楽になってるのもワクワクした!

 ストーリーは陳腐と言えば陳腐なのかもしれないけど、家で人と見たのもあってかツッコミながらまあこういうもんだよねってそのご都合主義とか諸々スルーしてること自体を楽しんじゃったかも。
 映像もよくて、これは次回作があったら映画館行ってもいいかもなって思いました!

映画:カラオケ行こ!

 めちゃくちゃ楽しい映画だったー!
 映画版かつ綾野剛版という感じで良さが引き出されてて、メディアミックスはこういう楽しさがあるよなー! とすごく嬉しくなりました!
 原作既読ですがいい具合に記憶薄れてたので、先の展開をワクワクする気持ちも持ちつつ見れました。

全然関係なかったはずの人間同士がうっかり交差して発展していった人間関係ってやっぱり面白い。
 ヤクザに対するビビり具合は映画の方がそりゃそんくらい怖いよなとむしろ解像度上がった感じさえありました。
 あとは映画で補完された変声期のしんどさとかその裏でも合唱部の活動は続いてることとか、そんな状況で狂児と出会ってどこか慕ってしまった聡実くんの中学生思春期感とか、ただの中学生を大人として中学生扱いする狂児とか、キャスト2人とも表情が雄弁で素晴らしかった〜……。

 映画オリジナルの映画部の彼と副部長(は出てきてるけど、キャラクター性はほとんど描かれなかった)もすごく良かった〜。
特に副部長の子が(こういう女子中学生いる〜〜〜!!!)ってなってよかったです。それを強く思ったのが和田くんが癇癪起こして出ていったあとに「わ〜だ〜」って追いかけたときのあの間延びした呼び方だったんだけど、Twitterで検索したらあのシーンに言及してる人結構いてやっぱりね! と嬉しくなりました。
 好きなシーンもその中学生たちが中学生らしくしてるところで、聡実くんと中川さんが和田くんを宥めようとしている場面の「生理現象というか」「成長期やろ」「生理は汚いもんやないで?」って誰も何を話してるのかわからなくなってるあの会話全体大好きでした。「デキてるんですか?」にめんどくさくなってそういうことにして腕組んだら「やーらしっ!」って言ってるのとか超よかった。
 脚本の野木亜紀子さん、図書館戦争とかが好きな小説で、その映画化が超よかったときから安心してメディアミックス映像作品を楽しめる脚本家さんと思ってるんですが、今回もありがとうございますという気持ちでした。

 はぁ楽しかったなあ。原作を読み直すのも楽しかったです。これは配信で誰かと喋りながら見るのも楽しそうだなあ〜。また見たいです!

映画:ペンギンズ from マダガスカル

 推しの配信で同時視聴があったので見ましたが、はちゃめちゃで楽しかった〜。90分で怒涛に展開していくアトラクションみたいなキッズ映画、大人が見ても当たり前に楽しいですね。ハッピーエンド確約だから安心して観れるし。
 あと同時視聴にぴったりの映画だったというか、そうはいかんやろ! というご都合主義(?)展開が続くので、誰かとツッコミ入れながら見るのに向いてる映画だと思いました。
 ポップなテンション高めのハッピーを浴びて元気になりたいときにおすすめ。楽しかった〜。

映画:コット、はじまりの夏

 大家族の中でほかの姉妹とも馴染めず、学校でもなかなか上手くいかない内気な少女が、新たな弟となる赤ちゃんが産まれるまで母親の従姉夫婦に預けられ、二人の温かさにふれてやっと自分がいたいと思える場所を見つけるまでの物語でした。

 あまり語られない、情報が与えられない進み方で少し不安になるんだけど、でも不安は映画の中の彼らが抱えているその相手のことがわからない不安とも似ていて、じれったいほどゆっくり、でも着実に進んでいくのが好きでした。
 学校でも家でも逃げ出すために走っていたコットが、郵便受けに手紙を取りに行って帰ってくるために走るようになって、最後、自分が向かいたいところに駆けていくっていうのがすごくよかったです。

展覧会:モネ 連作展

 1月の目標シートでも「どうにかモネ展に行く」というのを入れてたんですが、無事行けました!
 チケットがこういう常設じゃない特別展覧会の相場(1500〜2000円のイメージ)からは高いなと思ってたんですが(3200円とかでした)、でも本当に行ってよかった!

 モネだけで60点とかあって、連作がテーマということで同じモチーフの絵が並んでたんですが、それがアメリカ収蔵のものとアイルランド収蔵のものが並んでたり、他にも本当に世界各地に収蔵されている絵がこうして集められているのめちゃくちゃ貴重な機会じゃんと思って、いや、普段の展覧会でも同じだとは思うんですが、こうして集められたものを3,000円で眺められるなら安いものだなって思いました。

展覧会:都市にひそむミエナイモノ展

 ちらっと気になってたのを友だちと遊ぶときにここ行かない? と誘ってもらったので気になってた! と行けたものです。
 会場であるSusHi Tech Squareにも初めて行きました。
 今回の展示は「ミエナイモノ」ということで記憶や愛着、またバーチャル的なものとかAIだとかが絡んだ作品がいくつか展示されていました。
 ミエナイモノを可視化しようとする試み、私たちがどうやって普段モノを見ているのかというのを浮き彫りにさせることにもなっていて面白かったな~。
 自動車事故防止とかに使用されているAIに人間であることがバレないように進んでいく、みたいな体験型の展示もあって面白かった。笑
 私は割と直前でバレてしまった…うずくまりながら進んでたんだけど…w
 スタンプラリーとかも久しぶりにやって結構楽しみました! 入場無料だったしまた気になるものがあったら気軽に行きたいな~。

 というわけで、2ヶ月分なのでやや長くなってしまったけど今回のnoteは以上です! ここまで読んでくださってありがとうございます。少しでも気になる作品とか楽しんだ感想があればうれしいです。
 やっと3月4月分が書けるぞ~。ではまた!

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