マンガ16-3

マンガ16 10円玉の慢心

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マンガ16

全くお恥ずかしい話ですが、家になぜか小銭が落ちていることがよくあります。たいてい10円玉です。100円玉が落ちていたらラッキー。

そんな私でも、掃除をたまにします。あたりまえでしょうが。まあ、部屋のごみを拾い歩くんですが、さすがに小銭は捨てません。でも一瞬このまま捨ててしまったらどうなるのか頭をよぎることがあります。お金を捨てるなんて全く不合理と思われるかもしれませんが、よく考えてみてください。掃除中に10円玉を見つけたら掃除をいったん中断して財布にしまってまた掃除を再開しなければなりません。面倒ですね。財布に入れた後、掃除を再開せずスマホなどを見てしまい結局掃除が完了しない可能性もあります。私の場合そうなることが比較的多そうです。

もし掃除を中断せず10円玉を捨ててしまって、掃除に対する集中力を維持したまま部屋をきれいにすることで得られるメリットが、掃除を中断して財布に10円玉を入れることで生じる時間のロスや、掃除が再開されない危険性などのデメリットを上回り、かつその上回った分をお金に換算すると10円を超えている場合は、10円玉を捨ててしまったほうがお得ということになるのではないでしょうか。

ですが、人生まで期待値に縛られるとしんどい、というのはなんとなく感じます。期待値は卓上だけにしましょう。

そもそも小銭が散乱しないよう日々気をつけることが重要ですね。部屋に落ちている小銭にすくわれたことは何度もあります。10円に救われることは何度もあります。ありがとうございます。そうならないためにも、日本に住むものとして円の価値を高めていく挙動を行うことが大切なのでしょうか。10円玉の側も自分が捨てられるわけないという態度を見直すことはどうでしょうか。お互い謙虚にならなければなりません。10円に泣かないよう、家計管理を頑張りましょう。


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