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【MTG】試作中のバント(+黒)レジェンズデッキの紹介

今回は試作段階ではありますが、MTGスタンダードフォーマットのバントレジェンズデッキを紹介します。 試作段階なので細かい所は省き、このデッキの戦略を中心に紹介したいと思います。 ※試作段階のレシピを上げることをnoteで試作中です。 デッキレシピデッキの概要このデッキは《ケランの加入/Kellan Joins Up》という強力なエンチャントを活かすために、伝説のクリーチャーカードを多数採用しているミッドレンジデッキです。単体性能が高く、リソース回復に長けたクリーチャーを重

    • 日記: 少しずつMTGに復帰します

      今回は最近のMTGのカードの話も少ししますが、おおむね雑談のような形式で日記を書いていきます。 MTGのプレイと記事作成の再開 半年ほど前から諸事情でMTGから離れていましたが、ようやくMTGをやれる余裕が出てきたので、noteでの記事作成と合わせて再開していこうと思います。 前回登場したパックである『カルロフ邸殺人事件』は、変装関連カードのバリューが低すぎて微妙なパックという印象だったので、余計にMTGから離れる要因になっていました。ただ、今回の『サンダー・ジャンクシ

      • 【MTG】バント探検デッキの紹介【スタンダード】

        この記事では探検を最大限活用したバント(緑白青)ミッドレンジデッキを紹介します。 デッキリストデッキリストは以下の通りです。 デッキコンセプトこのデッキのコンセプトは、一般的なミッドレンジデッキとほぼ変わりません。バリューの高い行動を取り続けて相手を圧倒し、テンポよく相手を倒しにいくデッキです。 このデッキが他のミッドレンジデッキと異なる点は、探検の効果を最大限活用し、序盤から中盤は安定した土地供給。終盤はライブラリー操作による濾過と、高マナ帯のフィニッシャーによる勝利

        • MTGを始めて1か月弱での所感

          この記事は、MTGを始めて1か月弱のカードゲーム好きな私が、ここまでMTG Arenaをプレイして感じたことや気付いたことをつらつらと書いていく記事です。 MTGを始めて2週間時点の以下の記事の続きとなります。 面白く、そして難しい今までいくつかのタイトルのカードゲームをやってきましたが、MTGというゲームは相当面白く、あまりにも奥が深くて難しいゲームです。 デッキ構築だけでもクリーチャーと呪文以外にマナベースも考える必要があってかなり複雑ですが、プレイングが勝敗に与え

        【MTG】試作中のバント(+黒)レジェンズデッキの紹介

          【MTG】+1/+1カウンターデッキ (スタンダード版) の紹介

          この記事では、以下の記事で紹介したデッキをスタンダード版に修正したものを紹介します。基本的な内容はほぼ同じなので、詳細は以下の記事を参考にしてください。 デッキレシピデッキレシピは以下の通りです。以前紹介した通り、かなりミッドレンジ寄りの構築となっています。 https://www.mtggoldfish.com/deck/6038435#paper デッキの調整内容《人の子の女王、アルウェン》の代わりとなるカード 基本的に前回紹介したデッキと同じで、スタンダードでは

          【MTG】+1/+1カウンターデッキ (スタンダード版) の紹介

          【MTG】+1/+1カウンターデッキ (アルケミー) の紹介

          この記事では+1/+1カウンターを最大限活用して戦うビートダウンデッキの紹介をします。フォーマットはアルケミーです。 デッキレシピとコンセプトデッキレシピ デッキの内容は以下の通りです。 《人の子の女王、アルウェン/Arwen, Mortal Queen》以外のカードはスタンダードでも使用できるので、ほぼ同じ構成のデッキで遊ぶことができます。 デッキコンセプト このデッキのコンセプトは、とにかくクリーチャーに+1/+1カウンターを多く乗せて相手を圧倒することです。

          【MTG】+1/+1カウンターデッキ (アルケミー) の紹介

          MTGをプレイして感じた他のカードゲームとの違い

          この記事ではMagic: The Gatheringを2週間程度遊んだ私が、MTGの特徴について解説していきます。 はじめに最初に簡単に自己紹介しておきます。 私は今まで遊戯王マスターデュエルやHearthstone、Shadowverseなどのカードゲームをやっており、それぞれランク戦の最上位ランクを獲得した他、Hearthstoneの闘技場での12勝を複数回達成するなど、構築とドラフトどちらも得意です。自分で1からデッキを構築して遊ぶタイプで、アグロ、ミッドレンジ、ラ

          MTGをプレイして感じた他のカードゲームとの違い

          【遊戯王MD】転生炎獣斬機のデッキ紹介【マスターTier1到達】

          遊戯王マスターデュエルにて、マスターTier 1に到達した転生炎獣斬機デッキの紹介をします。 以下の記事で紹介した60枚斬機デッキをさらに派生させて、転生炎獣(サラマングレイト)を多めに採用した構築になっています。 デッキ構成とコンセプト実際にランクマッチで使ったデッキがこちらです。 このデッキのコンセプトは以下の通りです。 斬機ギミックにアクセスできる1枚初動にこだわらず、代わりに妨害突破力と継戦能力を重視する構成にした。 斬機の過剰気味な初動安定性を抑え、代わり

          【遊戯王MD】転生炎獣斬機のデッキ紹介【マスターTier1到達】

          【遊戯王MD】60枚斬機デッキの魅力

          この記事では、メインデッキ60枚構成の斬機デッキを紹介します。 多くの斬機デッキはメインデッキが40枚だと思いますが、変わった構築が気になる方は確認してみてください。 60枚斬機のデッキコンセプトよくある斬機デッキとの主な違いとデッキコンセプト このデッキはかなり変わった構築をしていると思います。 まず、必ずと言っていいほど採用される荒魂、幸魂の姿はなく、サイバネット・マイニングも1枚しか採用されていません。代わりとして、フォーマッド・スキッパーやアーマード・ビットロン、

          【遊戯王MD】60枚斬機デッキの魅力

          【遊戯王】23年5月の新パックと相剣電脳堺【雑感】

          遊戯王マスターデュエルにて、新パック「ザ・シンクロナイズド・コスモス」が登場しました。環境を変えるほどのカードは実装されていないものの、TCGで先行発売されているゴーティスや、世海龍ジーランティスやアサルト・シンクロンなどの汎用カードの実装により、面白いデッキを組むのには良いアップデートだったと思います。 以下の記事にて相剣電脳堺のデッキを紹介しましたが、新パックの実装により採用カードをわずかに変えました。また、現在相剣電脳堺でダイヤ5まで到達しましたが、その過程でデッキ調

          【遊戯王】23年5月の新パックと相剣電脳堺【雑感】

          【遊戯王】相剣電脳堺のすすめ

          はじめにこの記事では、電脳堺に相剣を組み込んだ相剣電脳堺デッキについて紹介します。 相剣電脳堺は前回紹介した植物族デッキと同じく、構築しがいのあるデッキです。植物族デッキと違う点は、展開ルートがいくつもあり、かつ途中のドロー次第で最適な展開が変わってくるところで、展開ルートの開拓や座学をしながらデッキ調整しなければいけない難しさがあります。 純構築の電脳堺はテンプレートが完成されており、調整の余地がほとんどないデッキなのですが、相剣と組み合わせることで構築と戦略の幅が広が

          【遊戯王】相剣電脳堺のすすめ

          【遊戯王MD】ティアラメンツ環境における植物族デッキの立ち位置

          記事の目的この記事は、以前の記事で紹介した植物族デッキについて、2023年4月現在のティアラメンツ環境での立ち位置を考察したものとなります。植物族デッキ自体の詳細については、以下の記事を参考にしてください。 デッキ分布プラチナ3~ダイア3あたりで数十戦やって当たったデッキについて、頻度が高い順に挙げて軽く解説します。 ティアラメンツ ティアラメンツ(イシズティアラメンツ)には主に以下の派生デッキがありますが、どれも大まかな動きに違いはありません。対戦相手の7割程度はティ

          【遊戯王MD】ティアラメンツ環境における植物族デッキの立ち位置

          【遊戯王】植物族デッキのすすめ

          はじめに私はマスターデュエルから遊戯王を本格的に始め、(幼少期にカジュアルにやっていた頃を除くと)遊戯王歴はちょうど1年ほどです。 これまでHearthstoneやシャドウバースを程々に遊んだ経験があります。特にオリジナリティのあるデッキ構築をするのが好きで、ブログなどで発信などもしました。 そんな私が遊戯王を始めて何種類かデッキを組みましたが、その中で一番構築が面白いと感じたデッキが植物族デッキです。正直まだ納得のいくデッキが組めていない状況ではありますが、現状分かってい

          【遊戯王】植物族デッキのすすめ

          現代遊戯王における汎用カードの考察

          環境の変化シンクロ召喚もなかった時代の遊戯王では、1ターンで並べられるモンスターは良くて2体程度で、高いレベルのモンスターが1-2ターンで出てくることはほとんどありませんでした。そのため、相手の手札事故がどれだけ深刻だったとしても、8000LPを削り切るのに3-4ターンはかかるようなゲームバランスだったと思います。 しかし、遊戯王OCGが始まってから20年以上経った今(執筆時点で2023年4月)ではインフレが加速し、環境が大きく変わってしまいました。展開の初動札を引きさえす

          現代遊戯王における汎用カードの考察