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違反はつづくよ、どこまでも(駐車禁止のスピリチュアルな意味)

あぁ、今度は駐車違反のキップを切られた・・・

もちろん、仕事中である・・・

毎度、クルマの置き場に困る場所に位置するケアマネさんのところに行く際、いつもクルマを停めていたところにはすでに先客もいたので、今日はここらでいいだろうと、かなり、広めの、しかも、駐車禁止の標識のないところにクルマを停めて、そのケアマネさんのところに行ったら、今度は先客があり、事務所の前で長話をしている・・・

しょがない、少し待つかと、待てども待てども話が終わらない・・・

う〜ん、ちょっと、クルマが心配になってきたから、また後にするかと、車に戻ったら、例のミドリムシ(駐禁を捕まえるひと。その制服が緑色なので、それらに泣かされた業者から嫌味でミドリムシと呼ばれている)がぼくの施設のクルマの前にいるのだった・・・

ヤバっ・・・

「スミマセン!すぐ、どかせます!!」

「もうキップ貼ってしまったので、無理です」

「いや、いまちょうどここに戻ってきたじゃないですか。仕事で免許は必要なんですよ。ご利用者様を乗せなければいけないので」

「一度、キップをきったら、もうデータが警察に行くので、訂正できないのです」

「そこをなんとかお願いできませんか!?」

「なんと言われようが、一回、データを送ってしまったら、ぼくらでは対処できないのです」

「では、どうすればいいのですか!?」

「不服があれば、管轄警察にて話をすることができます」

「その管轄とかやらは、どこの警察ですか?」

「○○警察署となります」

「では、行ってきますよ!!」

と、強がりは言ってみたものの、それほど強く反論できる余地もなし・・・

しょうがなしに、ぼくは仕事終わりにしぶしぶその警察署に出頭した。

悲しいかな、ぼくが乗っていたのは会社のクルマを車検に出していたので、その代車に乗っていて、これが自分のクルマの場合、駐車違反で出頭することはしなくていいのだ。しかも、この場合、むしろ出頭しない方がいい。

出頭すると、減点を食らうのだ。

これはみんな覚えておいた方がいい。

焦って、管轄の警察に出頭しようものなら、わざわざ出頭したにも関わらず減点を食らうという、正直者は馬鹿を見るを地で行くことになる。

この警察のど阿呆なシステムのおかげで、日本全国のバカ正直さんは、このぼく同様、清いこころをどんどん汚されていくのであります。

普通、逆でしょ!?

出頭したら減点なしで、しなかったら、減点。

これ、子供でもわかる論理であります。

でも、警察は違う。

乗っていたのがその本人という立証ができないからだそうだ。

と、いう理論で、出頭した場合、あっ、あれに乗ってたのはあなたなのね、ということで、減点される。

なんとも、本当にど阿呆なシステムである。

警察がこれだから、世も悪くなる。

道理が全然通ってないんだから。

ま、話が長くなったが、駐禁食らったひとがいたら、ここは気をつけてほしい。

出頭せずに、そのクルマの所有者に「あなたのクルマで駐禁しましたね。では、この罰金はらってちょうだい」と、督促が来るので、その罰金だけ払えばいいのだ。

が、ぼくの場合、今回は社用車でしかもその代車。持ち主は当然、車検に出してこのクルマを貸してくれたクルマ屋さんである。

これで、今回、ぼくがこの駐禁を無視した場合、当然督促はこのクルマの持ち主に行くことになるのである。

と、どうなるかというと、駐禁を無視したクルマの前科となり、これが繰り返されれば、そのクルマは使用禁止となってしまうようなのだ。

これはレンタカーの場合でも同様。

ようは、駐禁の督促はそのクルマの持ち主に送られるからである。

ので、しょうがなしに、ぼくは出頭した。

で、罰金の納入書をもらい、職場へ戻った。

戻って、今回の駐禁におけるスピリチュアルな意味を考えてみた。

考えてみたが、どうもしっくりとした答えが出て来ない。

そのまま、ぼくは仕事も残っていたので、他のスタッフを先に帰し、泣く泣く残業をこなしていたら、こころが泣いてどうしようもなく、悲しくなってしまった・・・

「仕事で一生懸命、頑張っているのになんだ!これは!!」

「たった3分で1万5千円ってどういうことだ!!」

「先月の残業代がパーじゃないか!!!」

なんてこと考えてたら、さらに悲しくなってしまったので、今日、仕事が休みだったので遅めに起きて、その足で突貫遠出に出た。

雨にも関わらず、その雨もまた良しと高速をひたすら飛ばす・・・

家から約1時間半、あっという間に目的地に到着した。

今回の目的地は、秩父にある宝登山神社である。

宝登山神社

ここは秩父の三大神社の1つと呼ばれ、その知名度を全国のものとする埼玉最強のパワースポットと呼ばれる三峯神社と並び称される神社だそうだ。

ぼくはこの神社の、ヤマトタケルノミコトが東国平定時に宝登山で山火事にあった時に、どこからともなくあらわれた白や黒の大きな犬がこれら火を消し、一行を無事山頂まで案内しその姿を消したそうなのだが、それらはこの山の神の遣いであろうということで、それら犬やその犬を遣わせた山の神々を祀るために建造したもの、という逸話が好きで、行ってきたのだった。

本当は2週間前に行く予定だったのだが、スタッフの家族にコロナ感染者が出て、そのスタッフが濃厚接触者ということで長期休みをとってもらったおかげで、ぼくのこの宝登山行きも、その話が出た途端、おじゃんになっていたのだ。

で、昨日の駐禁でストレスがMAXとなり、このまま、なにもせずにはいられないと、寝起きで雨にも関わらず高速でふっ飛ばしてきたというわけだ。

あっと言う間に着いたそこは、やはり、平日ということ、さらには雨は途中で止んでいたんだけど、雨だったせいか、結構ひっそりとしていて、山奥の雨の後ということもあり、しっとりあたりの空気は濡れていて、非常に神秘的な感じの参拝ができた。

さきほども話した通り、ここの神社も三峯神社同様、神社をお守りするのは、狛犬ではなく、犬、そのもの、あ、三峰神社は狼か・・・、ここは犬なのであった。

奥宮をお守りするお犬様

そして、立派な本殿にて自分の才能開花を祈念し(なぜ!?)、あたりの神域特有の澄んだ空気を体中に吸い込み、十分深呼吸してから、神社を後にした。

ここは神社の入り口にロープウェイに向かう道があり、そこへ登ると、山頂にある奥宮に行くことができるとのことで、当然、ぼくは山の中を登るので、靴を履き替え、そのロープウェイの乗り場に向かうのだった。

ロープウェイ乗り場への険しい道

着けば、残念ながら便は行ってしまったばかりらしく、次の便を30分も待たなければいけなかった・・・

まぁ、でも、せっかくここまで来たんだから、やはり、30分待って奥宮に参拝せねば・・・

なんて、ロープウェイ乗り場の待合場でスマホをいじくってたら会社から連絡が入った・・・

秩父の山奥でも携帯が繋がる便利さを少し恨みつつも電話に出ると、スタッフから、

「この間、ご体験頂いた方のご利用が決まりましたよ!明日の午前中、ご担当者の方がお話をしたいそうです」

いいじゃない👍

そう、いい話だったのだ。

これが参拝の結果かどうかはわからないけれども、とにかく、ありがたい話に少しこころが軽くなった。

そして、時間となり、おそらくは、高校生と思われるうるさい男連中と一緒にゴンドラに乗り、山頂の奥宮を目指すのだった。

6分もすると山頂付近に着き、そのまま、ぼくは奥宮を目指した。

山頂にはなぜか動物園もあり、家族でも楽しめる雰囲気に不思議な違和感を覚えつつ、当たり前のごとくそれらには目もくれず、ぼくはそのまま奥宮へ行くのだった。

一等賞で着いたそこは、なかなか、荘厳であった。

山頂付近、奥宮へとつづく階段

ここから「神域」と書いてあったが、なんかそんな雰囲気はあった。

これが山奥の雨の後の少しひんやり湿った空気もあり、それをさらに増強させた。

そして、ぼくは奥宮にて、

「今日、ここに来させていただき、ありがとうございます」

などと、自分でも思わぬことを祈り、しばし、その神域を楽しんでみた。

奥宮から観る外界
宝登山、山頂あたりからの眺め

次のゴンドラは30分後である。

もう残り10分となり、その本殿から奥宮まで一緒だった一人参拝の女性に

「あちらに山頂があるみたいですよ」

なんて、自分が行ってきた方向を示したら、

「目的はそこじゃないんで」

と、冷ややかにフラレ、ぼくはそのままゴンドラ乗り場に向かうのだった(笑)。

そして、帰途。

帰り道でも途中クルマを停め、明日の契約の話をしてたりしたんだけど、そんな休日まで仕事をしている自分を顧みて、なんか、ふと気がついた。

ようは、駐禁の意味がわかったのだ。



「仕事はたいがいにし、自分を大事にし、自分の好きなことをしなさい」



・・・こういうこと、なのだ。



やはり、今日、突発的だけど、行ってよかった・・・



昨日も超一生懸命、仕事をしていた・・・



一生懸命、次の順番を待っていた・・・



そんなの、いい加減、ちょうどいい加減でいいのに・・・



そういうことを自分にわからせる為だったのだ・・・



あまり、真面目にやりすぎなさんなよと・・・



きみのやりたいことは他にあるんじゃないのと・・・



そうなのだ。



最近のみんなのブログと一緒なんだけれど、自分を大事にすることがいまのぼくのテーマで、仕事をすると、ぼくはこれを完全に忘れてしまい、そして、最終的には自分のこころを悲しませるのだ。

自分のこころを楽しませるのはいいが、悲しませてはいけない。

なぜなら、自分のこころが悲しんでいれば、それを顕す現実を創ってしまうからだ。



そういうことなのだ。



なんども同じこと反芻しているけれども、自分のこころを楽しませてあげなければいけないのだ。最優先してあげなければいけないのだ。



そういうメッセージを、宝登山神社からいただいた。



最高のメッセージである👍



なんで、駐禁になったか、考えてご覧・・・



仕事に熱中しすぎというか、まじめにやりすぎだろ・・・



少しは気を抜いて仕事しろ・・・そして、自分を最優先し、まずは、自分を大事にしろ・・・



そういうありがたいメッセージをいただいた気がした。



行かなければ悟れなかった気づきを、ありがとうございました👍



※タイトル画像は、宝登山神社でいただいてきたお守り。黒色であるのが特徴。この神社は金運にご縁があるそうなので、みなさんにお裾分け👍






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