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人生を豊かにしてくれる習慣4選〜その③書くこと

 こんにちは。土日はしっかり働きに行くためなかなか執筆の時間が取れない現実。とは言っても出かけたところで週末は人だらけなので、溜めて溜めて頑張る私です……! 

 さて今回は第3弾、「書くこと」つまりジャーナリングについてお話しします。実は以前、自分の愛用ノートとそれをどう利用しているかという記事をシリーズでもう既に書いてあげています。今も基本的にこれらの習慣は変わっておりませんので、気になる方はこちらをご参照してください。


 ですので、今回は上記に加え、最近始めた書く習慣についてをお話しします。ジャーナリングは別名「書く瞑想」とも呼ばれており、頭にあることを紙の上で整理することによって、考えがよりまとめて整理できたり、新たなアイデアが湧いてきたり、頭がクリアになったりします。また、その書いたものを期間を置いて振り返ることで、また違った新たな発見があることもあります。これは誰にでも出来る習慣ですので、もし頭が混乱しやすくパニックになってしまう方、悩みが多くて困るという方は試してみると良い方法じゃないかと思います。

↓前回の記事





頭の中を“ブレインダンプ”する

 過去の記事に、いくつかのノートを使って楽しく頭の整理をしているとの話をしましたが、最近始めたのは「ブレインダンプ」という手法です。これを「ジャーナリング」という方もいらっしゃいますが、まぁとにかくテーマに沿って書き殴るといったものです。

 方法はいたって簡単。A4サイズの紙またはノートに、日付と1つテーマを決め、それについて自分が考えていること、必要な要素、ちょっとしたメモなど、なんでも良いから思い当たることをつらつら書いていきます。時間は大体30分程度。時間を設けた方が集中して作業が出来るので、タイマーを使って鳴るまで書き続けます。とにかく「集中して、そのテーマのことだけ考えて書く」というのが大切です。

 もちろんこの作業は家でもカフェでもどこでも出来ます。私はたまにカフェで行いますが、いつもとは違う環境で行うとまた緊張感と新鮮さが増してすごく捗ります。
 あとノートはA4が好ましいですが、慣れるまではB5サイズでも良いかと思います。(私は過去に使ってない真っ白なB5ノートが多すぎるので、再利用してそちらも使います、笑)もちろんコピー用紙でもチラシの裏でもOK。ファイリングすれば過去のノートも見返せることが出来ますしね。とにかく習慣にすることがまず大切なので、小さすぎなければ大丈夫かと思います。
 あと書式なども特に決まっていません。箇条書きでもいいですし、マインドマップでも大丈夫。イラストを描いて吹き出しでセリフを言わせても良いと思います。ご自分が書きやすいようにガシガシ書いてください。


紙に書くことによる効果

 但し、これだけは守ってほしいことがあります。それは、絶対に紙に書くこと!
 これが本当に重要です。最近はnotionやgood notesを使う方も増えてきたのでそれでもいいか?と思いがちですが、手の動かす感覚が神経を経由し、脳に伝わりやすくなるので、紙の方が頭の中に定着しやすいです。またタブレットで行うとメールの通知や他のアプリへの誘惑により集中が削がれてしまう危険性があります。特に通知が入ると集中がプツンと切れやすいので、必ず紙で、スマホを遠くに置いたりカバンに入れたりして行うことを推奨します。

 「手を使って書くことは夢や目標が達成しやすくなる」という検証結果も大学の研究で証明されています。ドミニカン大学カリフォルニア校の心理学教授、ゲイル・マシュー博士の研究がとても有名です。

  これは何も驚くようなことではありません。ドミニカン大学カリフォルニア校の心理学教授ゲイル・マシュー博士が行なった研究はよく引用されています。その研究によると、自分の目標を書き出せば、それを達成する確率が42%上昇します。

 被験者のグループには男女共に含まれ、年齢は23歳から72歳まで、世界各地からさまざまな職業の人たち――起業家、教育者、医療従事者、アーティスト、法律家、銀行家その他――が集められました。被験者は目標を書き出すグループと、書き出さないグループの二つに分けられました。

 結果は明らかでした。目標を書き出したグループは、書き出さなかったグループに比べ、その望みをかなり高い確率で達成したのです。

プレジデントオンライン「目標を紙に書き出すだけで、なぜ目標達成の確率は42%も上がるのか」より一部引用


 目標を書くだけで叶う確率が42%も上がるなんてすごいですね。これは書かなくては意味がない。涎垂らしてひたすら妄想〜♪している場合ではありません!なんでも良いので、とりあえず書くのが良いのです。自分のお気に入りの筆記具を使ってガンガン書いていくと本当に楽しいですし、癒しにもなりますよ。


書くテーマを考える

 いざ書くぞ!と思っても、書くテーマが思いつかないと全然書く気にもなれませんよね。そのテーマが思いつかない場合は、テンプレートや実例から拝借してもOKです。今だとSNS、特にインスタで手帳やジャーナルについて発信されている方が多いので、参考にしてみると良いと思います。「ジャーナリング」や「手帳」等で検索するとテーマ例が出てくるはずです。

わかりやすいテーマ例は大体こんな感じ↓

  • 旅行で行ってみたい国、都市、場所

  • チャレンジしてみたいこと

  • どんな家に住みたいか?

  • 収入はどれぐらい増やしたい?

  • 2年後、どんな仕事がしたいか?

  • 何キロ痩せたい?

  • ブログで書きたいこと

  • 今月やっておきたいこと

  • 部屋から手放すもの

 etc……


 自分が達成したいこと、やめたいこと、目標設定をより具体的にしたいことなど、自分が今叶えたいことだったり、悩んでることだったり、滞っていることだったりなんでも良いので書いてみてください。

 そしてジャーナリングをする際は以下のことを意識して書いてください。そうすればどんどん書くことも増え、新たなアイデアや発見なども見つかります。

  1. 理想や目標を書く際、お金や時間など現在の状況は全く考えず、制限を取り払って書く

  2. 1ページ1テーマで書く。集中して掘り下げることでより自分とテーマとの関係が見えてくる

  3. ペンは1色でOK。色々変えているとそれだけで時間がかかるし、目的はオシャレにノートを彩ることではない為。私は当初ボールペンで書いてましたが、ジャーナリングをやり続けた結果、腱鞘炎1歩手前になりました。。今は万年筆(LAMYサファリです)で書いてます。おかげで今は快適です。

  4. BGMは必要最小限で。映像はもってのほか、歌付きのものも意識が逸れるので避けた方がいいです。インストロメンタルとか、やる気を促す程度のBGMはOKです。(YouTube動画でも、ポモドーロタイマーは逆におすすめです)カフェで行う際も、隣の会話に耳を傾けず、あくまで「雑音」として扱うように集中してください。(雑音は意外と集中力上がるので私は利用しています)

  5. 書く際はWHY(理由)とHOW(方法、過程)を意識しながら書くと、よりジャーナリングが描きやすくなります。例えば、「私はニューヨークへ行きたい」というテーマであれば「どうしてニューヨークなのか?」「どのようなホテルに、どのエリアに宿泊するのか?」「どの航空会社で行って、空港からどうやって移動するか?」「ご飯はどこで食べるのか?」など、こうして突き詰めていけばあなたの理想の旅程ができますし、イメージングの手助けにもなりますよ。


メモはどこにでも置いておく

 あと過去の記事の期間以降に実践したことは、「いろんな場所にメモを用意している」こと。

 書く=デスク上だけにしないということです。というのも、アイデアというものは何も考えていない、ふとした時に起きます。3Bという言葉をご存知でしょうか?3Bとは、

Bed(ベッド、寝室)
Bath (風呂)
Bus(バス、交通機関)

 この3つはアイデアが最も湧きやすい場所と言われています。他にもトイレやキッチン、仕事中など、人によっては無意識が発動しやすい場所やシチュエーションで、アイデアが頭の中に急に浮かぶことが多く見受けられます。

 実際私もそういうことが多く、その時メモがなくて焦っているうちに忘れてしまうことが多々あり、悔しい思いを何度もしました。ベッドはデスクに近い場所にあるので取りに行きやすいですが、お風呂は濡れてしまうのでどうしてもスマホ頼りになってしまいます(手を拭いて音声メモ、が一番手軽ですが、自分用のLINEにメモすることもあります)が幸い?、お風呂では色々とやることが多いので、そこまでアイデアが湧くシチュエーションに今までなっていないのが救いです(今後あるかもわかりませんが……)
 
 そんな私の中で、一番アイデアが湧く場所が車内です。そう、運転中って本当に厄介です。今までは思いついてもメモがカバンの中にあるってことでアイデアが書けないってことが多々ありました。その反省を受け、今は車内のわかりやすいところ(受け皿みたいなところ?)にメモ帳とペンを用意しています。もしアイデアが湧いた場合は一旦停められるところに停車、もしくは信号待ちの短い間に短いメモをします。そして目的地に着いて駐車した時に補足で色々メモを加えます。私は電車はほぼ使用しないので移動はほぼ車になりますが、いつもPodcastかYouTubeの音声を聴いていることが多いので、時に参考になることだったりアイデアのトリガーになることが閃いたりしてしまうのですね。車内にメモを設置したことにより、その情報やアイデアを逃すことが減り、損をして悔やむことが少なくなったのでとても助かっています。

 他にも仕事中にもアイデアが浮かぶことがあるので、仕事のメモとは別にアイデアメモを持ち歩いています。メモ帳はササっと書きやすい、モレスキンのような表紙が厚めのものがおすすめです。理想はモレスキンですが、最近100均一でも似たようなメモが売っているのでそれでも構いません。厚いのでちょっと重量ありますが、その場で書けるというメモにおける最大の利点を成していますのでとても書きやすいです。


おすすめの書籍

 最後におすすめの書籍を紹介して終わります。次回でこの習慣連載も最後になりますのでよろしくお願いします!そして過去記事(上記掲載)もよろしくお願いします。


 と言ってもジャーナリングについての本はあまり読んでいないのですが、この本はとても参考になりました。ノート術とはありますが、やっていることはほぼほぼジャーナリングです。ノート合宿のやり方についての記載もあるのでその点でもおすすめです。こちらの本は、Kindle Unlimitedに加入している方は無料で読めます!

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