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ドラクエⅢからの学び② ~得意分野の組み合わせ~

こんにちは! あたたけ です。

前回は、ドラクエⅢの『職業&転職』システムから、仕事の『専門性×レベル』というものを考えてみました。
ということで、今回は『転職』というものを考えてみましょう。

ドラクエⅢでの転職は、以下のような感じです。
①レベル20になったら他の職業に転職できる。
②呪文は覚えたまま。
③レベルは1になる。能力値は転職前の半分?になる。

絶妙なゲームバランスの中での転職システムなので現実の転職とは同じにできませんが、何回かの転職をしている身からすれば『呪文はそのまま、レベルは1になる』というのは考えさせられますね。

ちなみに、ドラクエⅢの転職はゲーム上では『転職』とされていますが、実際には『同組織内での専門性・役割変更』ですので、現実世界では『転職』よりも『(社内での)部署異動』の方が近いかもしれませんね。


『呪文はそのまま』という点を考えてみましょう。
『呪文≒特殊技能、得意分野』と考えると、『身につけた得意分野の技能・知識は消えない』という当り前の話ですね。
(まぁ、ゲームと違って、使わない知識はなくなっていくものですが。。。)

少し見方を変えると『複数の得意分野を身につける』ということで、『今持っている得意分野と、今から身につけるであろう得意分野をどのように組み合わせて活用するか』という認識が大事だと思います。

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得意分野の組み合わせ』って、意外と意識していないんですよね。
ありがちな例え話ですが、『10人に1人レベルの技能・知識(≒人材)』ってちょっと頑張れば身につくような気がします。
ですが、これを『100人に1人』『1000人に1人』にするのは、けっこう大変だと思います。正規分布とか偏差値とかではなく、感覚的にですが。。。

でも、実はもっと簡単に『100人に1人の人材』になる方法があります。
『10人に1人の技能・知識』を2つの分野で持てば良いんですよね。
10分の1×10分の1=100分の1、というわけです。
当然、3つ持てば『1000人に1人の人材』になりますね。

まぁ、実際には算数のようにはいかず、『なんでもそこそこ』って人は、イマイチな評価になることがあります。
となると、自分のベースとなる『(自他共に認める)メインの得意分野』に、『サブの得意分野』を組み合わせるのが良いかなぁと思います。
たぶん、メインの得意分野だけを追及するよりも会社では評価されます。
実際の仕事ではあまりにも専門的すぎる話は使えないこともありますので。

そうなると『どのようなサブの技能・知識を身につけるか』が重要ですね。
ただ、これも、俗な表現ですが『ビジネススキル』とかでよく挙げられるものから考えれば、そこまで外れないはずです。

あたたけの場合、『食の安全・品質管理』が得意分野のベースです。
ただ、残念なことに、その道の専門家の中ではまだまだなレベルです。
でも、そこに『パワポ資料の作り方?プレゼン・研修の仕方?が少し上手い』という評価が加わることで、けっこう重宝されたりします。
『10の知識を2伝えられる人』と『6の知識を3伝えられる人』だったら、後者の方が役に立つ場面って多いですからね。

今の会社(小売)に入ってからは、『全体最適』とか『マネジメント』とかの考え方を身につけようと取り組んでいますが、実際には大したことがないレベルでも『品管の知識』と組み合わさると予想外に評価されたりします。

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と考えていくと、『転職』とか『部署異動』って、『新たな得意分野を身につけるチャンス』になるのかなぁと思います。どんな理由であろうとも。

残念ながら、転職しようが部署異動しようが仕事しないとダメなわけです。
当然、仕事をしていれば、経験になり専門性はついていきます。
やる気なくダラダラと仕事をしても、やればやっただけ、必ず何かしらが身につくはずです。人によって理解や・成長の速さは違っても。

ですので、転職や部署異動の際には、『これから身につくであろう専門性』まで考えて、自分の役割というか立ち位置を考えると良いのかなぁと思います。
そう考えると、『どこに行っても通用する人』って、汎用性の高い得意分野を持っている人なのかもしれませんね。

そうそう、アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』がクライマックス!

『転職⇒特殊技能の組み合わせ』と言えば、閃華裂光拳ですね!

ではでは。今回はこの辺りで!

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