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『大丈夫』と言う ~気持ちの問題!?~

こんにちは! あたたけ です。

あたたけがよく見るテレビ番組に『THE突破ファイル』があります。

先日、飛行機内での緊急手術の突破劇が放送されてたのですが、突破のアイデア以上に印象に残ったのが、王林さん(お医者さん役)が患者さんに『大丈夫です』としきりに声をかけていたことです。

小さいころの記憶ですが、確かにケガやなんやで病院に行くと『大丈夫!』とお医者さんや看護師さんがよく言ってくださったような気も。。。
(まぁ、たいてい泣いていたからでしょうけど)

で、今、品管の仕事をしていると『大丈夫なことを大丈夫と伝える』って、とても大切な成功要因だと思う時があるんですよね。

前回の記事でも触れたように、『過剰・ムダな管理をしない≒今の管理手法で大丈夫』と伝えることも大切なのですが、事故防止のためにもっと大きいのが現場で働いている方々に『これで大丈夫』と伝えることかなぁと。

『安全』だけの話ではないと思いますが、『成果が目に見えづらいコト』って、『今やってることは本当に正しいのか』って不安が発生しがちなんですよね。
で、不安(からの精神的な不安定さ)で自信のないまま作業すると、変に考えすぎて精度が落ちる(または余計なことをする)んですよね。
過緊張とは違うかもしれませんが、精神的ストレスが作業精度に影響するのは事実だと思います。

なので、『これで大丈夫!』と伝え、自分たちのやっていることに自信を持ってもらうことって、『作業精度向上(いわゆるルールの徹底)』に大切な要素なんじゃないのかなぁと思うわけです。

当然、根拠なく『ダイジョウブ』と言葉だけ発しても意味はありません。
『こういう理由で大丈夫!』って伝え方が必要なんでしょう。
(食の安全についての理由は、たいてい3原則の説明でOKですが)

さらに言えば、ルールの妥当性があれば、後は『自信』という気持ちの問題だけですので、『理由』よりも『誰の言葉か』の方が解決には手っ取り早いことすらあるんですよね。
『理由はよくわからんけど、あなたの言うことなら信じます!』『自分に自信はなくても、あなたの判断には自信があります』ってパターンですね。

『言葉の内容ではなく、発した人で判断する』のはあまりよくない事として挙げられることもあります。
が、『無条件で信じてもらえるくらいの信頼感を築く』という前提があれば、それは決して間違いじゃないだろうなぁと思います。
仕事に限らず、専門的な話で信頼を得るには、人柄だけではなく、その人の持つ知識?知性?が大事ですからね。
『この人、実はわかってないなぁ』と感じる相手の言葉は信じませんから。
(最終的にだますため上手く信じさせるという、詐欺の発想はダメですが)

さて、『安心感を持ってもらう』『自信を持たせる』のが大切な反面、品管担当として考えないといけないのは『過信』というものです。
過信は油断・不注意に直結しますので。

この辺りの『自信を持たせる・過信を持たせない』ための伝える内容、伝え方のバランス感覚が品管担当(とゆーか、教育する人全般)には大切なんだろうなぁと思います。

まぁ、言うのは簡単でも実践は難しいという話ですが。
ただ、『自信をつけさせる』というものを教育の目的として忘れないことは大事だと思います。
教育って、『知識をつける』だけじゃだめなんですよね。
たぶんそれは『教』でしかないんです。
『育』ということを考えると、『自信を持たせる』さらには『精神的な成長に繋げる』まで考えるのは当然なのかなぁと。

まぁ、何にしろ、教育って大切ですが難しいんですけどね。
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ではでは。今回はこの辺りで!

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