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リーダーの資質!? ~現実を理想に近づけることができる?~

こんにちは! あたたけ です。

仕事をしているといろんな組織・チームの『長』『リーダー』と話す機会があります。
皆さま様々なご経験をお持ちで、リーダーとしての姿勢や考え方など学ぶことが多いものです。
が、一方で『この人はリーダーとして大丈夫なの?』と(自分を差し置いて)不安になる人もいます。

さて、あたたけが考えるリーダーの役割は『組織が活動する目的を示す』『組織が目指す理想の姿を示す』というものです。

この辺りは以前、あたたけ的?組織論としてまとめています。

ただ、最近感じるのは『理想だけではダメ』ということです。
『現実を把握し、どのように理想に近づけるのか』までリーダーは示さないとダメなんだなぁと。
まぁ当たり前の話なのですが。

ポイントとなるのは、先ほどのピラミッドでの『プランナー』ですね。
必ずしもリーダーがプランナーを兼任する必要はないですが、『誰がプランを立てるのか』を示すのはリーダーの役割かなぁと思います。
この辺りがすごくあいまいになっていて、実体としてリーダーとワーカーしかいないチームが世の中にあったりなかったり。

リーダー自身はプランナーを兼任しているつもりかもしれませんが、実際には『何をするのか具体的に決まってない』『することは決まっていても妥当性がない(妥当性確認していない)』という状態では『無計画』『プランナー不在の組織運営』とリーダーが批判されてもしかたないだろうなぁと思います。

さらに『妥当性確認』については『ワンマンな組織』ではあまりできていないことが多いのかなぁと思います。
だって、ワンマン≒リーダーの意向が全てを左右するのですから、リーダーが立てたプランを評価するって発想がないんですよね。

なので、リーダーがプランナーを兼任するのであれば妥当性確認は誰かに任せるのが大事なのかもしれませんね。
言いかえると、リーダーは『自分のプランへの批判を受け入れる度量』が大事ってコトでしょうか。

さて、逆のパターンで、『現場のことは現場に任せています!』くらいの勢いで、リーダーが現場レベルの具体的な取り組みを全く把握していないということもあります。
プランナーを誰かに『任せる』と言えば聞こえは良いですが、実際には『丸投げ』ですね。

まぁ、『リーダーが全てを把握する』というのも(情報量の面だけ考えても)難しいんですけどね。
せめて、プランナーを任せた場合には、『その計画で理想に近づけるのか』という確認、つまり『計画の妥当性確認』はリーダーが行うべきじゃないかなぁと思います。
だって、目的・理想を示すのがリーダーである以上、計画(プランナーの考え)と理想(リーダーの考え)の差異が一番わかるのはリーダーのはずですからね。
ちなみにリーダーが妥当性確認を自らしていれば、細かいことはわからなくても、『現場でやってる大きな流れ』はわかるはずです。

と考えていくと、リーダーの資質って『理想だけでなく現実を客観的に見て、現実を理想に近づける方向性を示すことできる』なんですよね。
リーダー自身がプランナーを兼ねる場合には当然ですし、プランナーを誰かに任せても、妥当性確認(計画が現実を理想に近づけるものとなっているかの確認)をする際には『現実』を見ないと正しく確認できませんから。

あたたけ的PDCA –Ⅱで言うところの、P1かP2ができることもリーダーの資質ということですね。

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ではでは。今回はこの辺りで!

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