見出し画像

今年の桜が撮れた訳

今年3月の下旬に実行委員として参加したイベントで、仕事用として一番頼りにしていたカメラを人工芝の上に落としてしまい、初めて修理に出す羽目になってしまいました。

比較的柔らかい土の上に敷かれた人工芝だったので、大丈夫かと思っていて、幸いボディ(OLYMPUS OM-D EM-1 Mk3)はその後も動いてくれましたが、万能ズームとして本当に頼りきっていたM.ZUIKO12-100mm f4.0 PROの画角リングが動かなくなってしまいました。

大勢のお客様が次から次に訪れ、その度にチラシと名刺を持ってご挨拶に走っていたのですが、あわよくば写真もとカメラも肩にかけていたのが良くなかった。お客様にご挨拶するときにそれでなくても持ちづらいと思っていたMk3が手からスルリと落ちてしまったのでした。

仕事の時なら意識はカメラに集中するのでまずやらかさないのに、この失態。それからすがったのは入っていた「携行品保険」でした。

私はこのような時のためにYahoo!の「ちょこっと保険」に以前から加入していて、昨年iPhoneをこれまたお客様との会議中トイレに水没させた時はダメ(適用外)で涙を飲んだのですが、(私の場合、人が介在すると慌ててしまって途端にダメですね)今回はスムーズに申請まで行けました。

オリンパスの修理見積もりは部品交換が入って65,000円!購入時が130,000円でしたから、これも致し方ない金額。(フォトパス会員なら20%オフ)

そしてこの金額を本当に補償して貰えるのか??結果がわかるまでやはりドキドキだったのですが、気がついたら口座に入金されていました。細かい契約内容は把握していませんでしたが、1割自己負担で9割の入金でした。

6,500円の自己負担は軽くはないですが、それでも胸撫で下ろした今回の保険金請求。月々の支払いはなんと120円です!(子供の自転車保険にも入ったので実際はもう少し払っていますが)

ちょうど桜の季節だったので

今回レンズを修理に出したのがちょうど桜が咲き始める時期で、他のレンズで撮ればいいのですが、なんとなくソワソワ落ち着かず、そんな時知人が使っているレンズを聞かれて「SIGMA 18-300mm F3.5-6.3」と答えているのをSNSで見て、もう調べ始めてしまいました。その方はフワッフワの美しい前ボケ写真を撮る方で、もっと開放値の低いものを使っているとばかり思っていたからです。

当該レンズは残念ながらオリでは使えず、SONYもAマウントでα6400には使えず、安いのに惜しい…と思って諦めようと思ったのですが、見つけてしまいました。M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 中古で28,000円。

このところ庭で囀る鳥を撮りたいなと漠然と思っていたので、望遠には興味が募っていたのですが、購入に至るにはこういったきっかけが必要です。

桜の季節は待ってはくれないので、ポチる言い訳にするには十分でした。

結果、例年とは全く違う写真が撮れて、簡単には撮れないと思っていた鳥の写真も、桜の花びらに夢中なヒヨドリを撮れて大満足。

オリンパスはマイクロフォーサーズなので、35mm換算150-600mmにもなるレンズですが、手持ちでも手ぶれ補正が強力に働き、軽くて取り回しやすいレンズです。欲を言えばM.ZUIKO ED40-150mm F2.8PROのテレコンキットが欲しいところですが、望遠入門としては十分な性能でした☆


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

休日フォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?