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いっぱいの中から今日は何を着ようか選ぶのが楽しいんじゃないの??

こんにちは、小谷りなです。


私は、断捨離が好きで、モノが多いのが苦手だ。

ミニマリストとまではいかないけど、できることなら、各シーズン服もトップス5着、ボトムス5着、アウター3着、履物3足以内で着まわしたいと思っている。

夫との同棲が始まった頃から、部屋の収納スペースのほとんどは私が占領していて、おしゃれに全くお金をかけない究極のミニマリストのような彼の服は、衣装ケースのほんの一部に収まってしまう。

ただ、なぜか彼自身は、「ミニマリストにはなりたくない・・・」と、謎にミニマリストになることを警戒しているのが甚だ謎である。(ある程度モノがあって生活感のある空間が好きなんだろうか)

そんな夫と対照的な私は、スカートやワンピースが大好きで、衣装ケースに収まるどころか、押し入れのハンガーラックにも引っ掻けており、毎日その中から服を選び抜く。


ミニマリストが口を揃えていう言葉で、


「物が減ると、時間ができる」


というものがあるが、まさにその通りで、これが着たい!と決まっている日は問題ないけど、特に決まってない日は服選びに少し時間がかかったしまっていたことも事実、あった。

そういったときの私の解決策として、「着たい服がない時はこれを着る」みたいな、私服の制服化みたいなものは完全ではないが自然にできていたので、それほど時間のロスを感じたことはなかったけれど。


それでもやはり、服で収納が埋め尽くされているという感覚はあって、昨日、夫の前で呟いた。


『なんか、服多くて嫌やな~(笑)』


それを聞いた夫は、不思議そうな顔をして私にこう言った。


『え、なんで????いっぱいの中から今日は何を着ようかと選ぶのが楽しいんじゃないの?
どうぶつの森だって、いっぱい家具を持ってる中から選んでレイアウトするから楽しいんじゃないの???』




・・・・せやな。www



確かに、「物を少なく」「持たない暮らし」「最小限」「お気に入りだけ」などの言葉を見かけることが多くなってきて、「選ぶ楽しみ」という視点がなくなってきた。

選ぶことが手間だと感じる人には、ミニマリストのようなクローゼットは最高のものなんだろうけど、手間だとそれほど感じていない私が、物を減らす必要があるかと問われれば、そうでもない。

むしろ、選ぶ時間が楽しいなら、楽しい時間をわざわざなくすことはない。

というか、着回しもそこそこできるものばかりで、なんだかんだで私は今ある服を楽しんでるやないか。


よく断捨離の基準で、「一年以上来ていない服は手放しましょう」とか言うけど、私の手元には一年以上着ていない服なんて存在しないし、一年以内に着ていてもそんなに気に入ってなかったら手放すことも多い。

また、”クローゼットをお気に入りだけにしたい”という思いがあることは、これまでnoteにも書いてきたけど、実際、今のクローゼットは、どの服もオペラの稽古に着ていけるし(気合が入る、もしくは小綺麗な格好)、気合は入れたくないけど可愛くいたい時用のワンピースもそれぞれ揃っている。

今が、私にとっての「最小限」なのかもしれない。



・・・ここまで書いて、補足だが、私は服が多いわけではない。

秋冬
・トップス・・・8着
・厚手のニット・・・2着
・スカート・・・14着
・パンツ(ブライダル用)・・・3着
・ワンピース・・・6着
・アウター(薄手)・・・3着
・アウター(冬用)・・・5着
・パンプス・・・4足
・ブーツ・・・3足

多くはないけど、冒頭で「ボトムス5着以内」とか言うてたやつ、誰やねん、という感じです、はい。

通販に失敗したいつもの先輩からスカートを譲りうけたり、自分でもGRLで買ってみたりで、前に数えてみた時と数に変化はあり。

ボトムスは基本的にオールシーズンOKのものが多い。

今困っていることと言えば、トップス・ワンピースともにタートルネックとハイネックのものしかなく、美容院に行くときの服がないという点だろうか。

Vネックは似合わないので着たくないし、ボートネックって意外にピンとくるものがなくて難しい。

どなたか、おすすめボートネックがあれば教えてください(心の叫び)。



そんなわけで、夫にハッと気づかされたお話でした。


それにしても、どうぶつの森で例えられるとは。

やはり彼が、私の一番の理解者かもしれない。


おわり。


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