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東京の【東長崎〜池袋】を夫婦でポタリング (自転車で散歩)

コロナの流行をきっかけに、夫婦でおそろいのミニベロ(自転車)を購入し、気ままに東京の街を走っています。

行ったことがない街の商店街にワクワクと心を躍らせ、電車で行ったことがある街は、自転車で訪れると新しい発見があります。

東京には魅力的な街だらけ...!

自転車で、ちょっとそこまで行ってみた夫婦の記録です。


■ なんだか懐かしい街、東長崎 (豊島区)

今回、フードスタイリストである私の最大の目的地が、東長崎にある食器屋さん。

その周辺のお店を、自転車でゆっくり走り、お互い気になるお店に入っていきます。



まず、お酒好きの我ら夫婦の目に止まった

ココロオドルお店がこちら

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やきとりキング @東長崎

コロナ前まで、赤提灯で飲むことも多く、やきとり・やきとん=お酒

ここはもはや、晩酌のためのお店と言っても過言ではない...!夫婦共に、立ち止まらずにはいられませんでした。

ズラッとショーケースに並ぶ、お肉たちには圧巻!
なんと1本の値段は、ほとんどが80円。激安。あれもこれも!と買いたくなってしまいました。

やきとりキングさんは、夜ご飯の強い味方のようで、近所の家族が続々と並んで「今日はチキンステーキのガーリック」など、ワクワクした声で溢れていました。

お店の方も、近所の方々もあたたかい雰囲気。
お店の佇まいとともに、平和な日常の風景にほっこり。

そして我らはもちろん、やきとりとやきとんを。

夫婦共に「シソ巻」が絶賛でした。ふわっとしたお肉と、シソの香り、タレの甘辛さがなんとも言えない絶妙な組み合わせ。

食べ飽きないやきとりとは、これですわ。

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晩酌時の写真です。レモンサワーが進む画像で、恐縮です。





夫のやきとりの支払いを離れて待っていると、隣の和菓子屋さんが気になってしまい、名物のくるみ大福を購入!

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松露 ことぶきや @東長崎

とても上品なおばあさまが接客をしてくださり、
お金を受け取る際に笑顔で
「はい、いただきますね♪」という、ちょっとした言葉の言い回しに感動しました。

いただきます...は、こっちのセリフや!ここは、どこまでもステキな街か!
たまたま来た街の、たまたま出会ったおばあさまに、思いを馳せます。


帰宅後、ヒェッ冷えの台湾烏龍茶とともに、くるみ大福をいただきました。

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やわらかな大福に、これでもか!と入った香ばしいくるみ。サッパリした甘さの上品なこしあんに、すりゴマが練り込まれています。(作っている方、絶対丸めるの大変...!)

くるみ × ゴマ × こしあん × 大福 

という、なんとも素晴らしい組み合わせ。
香りや食感を楽しめる、ありそうで無い贅沢な大福です。こんな隠れた名店を、東長崎で見つけてしまいました。

確実にこだわって作られている和菓子!次行ったら、他の和菓子も要チェックや。



お次は、私が行きたいと熱望していた食器屋さんへ。

小鹿田焼 ソノモノ @ 東長崎

なんと、東京で唯一の小鹿田焼(おんたやき)取扱店なのです。

小鹿田焼(おんたやき)とは

大分県日田市の山奥で、江戸時代から作られている伝統的な陶器です。
国の重要無形文化財保持団体に指定されています。
なんと、9軒の窯元のみで作られている貴重な焼き物です。
釉薬(食器の色や表面の質感を出すもの)は自然の鉱物などから作られていて、すべて手作業で模様が描かれています。


ほっこりする色味の食器が多く、料理に合いそうなものばかりで、目移りしてしまい中々決められません。

最後まで見つめ合っていた器を、夫が見かねて「これもください」と、代わりに購入決定してくれました。対応のイケメンさに、妻の私も驚き... !帰宅してから、彼の判断能力に感謝を伝えたところ

「買ってよかったね、焼き鳥にぴったり」と、盛り付けた焼き鳥に笑顔を浮かべていました。


小鉢としても使える小ぶりの茶碗2点、高台のついた浅鉢(焼き鳥の)を、野口家にお迎えしました。
最近、土鍋でごはんを炊くことにハマっているので、土鍋ごはん用の飯碗です。

高台の指への引っかかりが最適で、とても持ちやすい!適度な厚みが、手にしっくりきます。


そして、この横顔。模様がかっこいいです。食器棚に並べても、テンションが上がりそう。

小鹿田焼との、よき出会いに感謝。
東京で唯一小鹿田焼きを取り扱ってくれている、ソノモノさんに感謝。



■ なんとなく池袋に寄ってみた

学生のころ、お世話になった池袋。
最近は人混みを避けているのもあり、全く行っていなかったので、自転車ならなんとかなるかな!と行ってみました。

池袋といえば、これです。(池袋が発祥と言われています。発祥の店は、今はありませんけどね。)

みつわベーカリー @池袋

老舗パン屋さんで、チーズドックを。

子供の頃から、パン屋さんでチーズドックを買う習慣があったので、これは買わないといけない!という、子どものころの衝動のまま2本購入(2本とも自分用)

昔ながらのレトロな陳列に、なんだかなつかしい気持ちになります。


帰りしなに、
これも、池袋といえば!という名高いテイクアウトを購入。

永祥生煎館(エイショウ) @池袋

焼き小籠包の有名店です。いつ行っても並んでます。並ぶのが嫌いな夫婦ですが、これは我慢して静かに並びました。すべては晩酌のためにby野口家。

ホットプレートに並べて、あつあつを食卓でいただきました。

おいしさへの貪欲さが伝わりますでしょうか。

「どうせなら、最高の状態で食べたい」と、食材の冷えにうるさい野口家です。


さて、テイクアウトして、家で温め直しても...

溢れ出る肉汁に歓喜!キャー!(黄色い声)

ありがとう、肉汁!最高かよ、肉汁!

ひとつひとつ店で手作りされている、焼き小籠包。

これは、家では作れない一品なので、池袋に行った際は、あなたも「つい購入」しましょう。



■ 東長崎のススメ。

東長崎、こんな方におすすめの街です。

レトロな街が好き、人の温かみを感じる街が好き、細い道が走っている街が好き、食器好き、やきとり好き、くるみ大福がどうしても食べてみたい。なんてな。

カメラ男子・カメラ女子にもおすすめ。

昭和が残った雰囲気のレトロな街、東長崎。

街の雰囲気を楽しむ、レトロ感度をお持ちの散歩好きさん、カメラ片手に行ってみてはいかがでしょうか。

私は、自転車でフワッと行くことをおすすめしますけどね...!


今後も、夫婦でポタリングをした、東京の街を紹介していきます。おいしいもの探しの冒険は、一生終わらない。




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