葬儀はあなただけのためじゃない |終活・エンディングノート・大阪
こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!
皆さんは「お葬式」って誰のためのものだと考えてらっしゃいますか?
私はタイトルの通り「葬儀はあなただけのためじゃない」。
つまり亡くなった人のためだけではないと考えています。
今日は「お葬式は結局のところ誰のためか?」についてお話します。
最近は葬儀の形も昔と比べて随分変わってきました。
ひと昔前は、豪華な祭壇で参列者も数十人から100人規模が当たり前でしたよね。
ですが現代では、家族と親族だけでこじんまりと…お通夜はいらないから…という「家族葬」や「1日葬」などが増えています。
ご本人がそれが良いのならそうするのが1番なのですが、やはり今はまだ"ひと昔前の風習や考え"が根強く残っている地域や、年代の方も多いのが現実です。
そうなると、立場が悪くなるのは「残されたご家族」なわけです。
葬儀社のセミナーで「何でここまでケチるのか!」「こんな扱いされて故人が可哀想すぎる!」などと、葬儀中に家族や親族間で揉めだしたり、クレームが来ることも結構多いと聞きます。
また最近よく聞く「家族葬」ですが、これはあくまでも葬儀の商品名であって、正式な定義がありません。
葬儀社によって「家族葬」の位置付けは様々で私が実際に行った葬儀社のセミナーでも
●参列者は50名までで、家族•親族•親しい友人•親しい会社関係者数名 までを家族葬と呼ぶ
●参列者は20〜30名までで、家族•親族のみ を家族葬と呼ぶ
などと葬儀社によって「家族葬」の位置付けは異なっていました。
となると、ご自身が考えている・イメージしている「家族葬」が叶えられる葬儀社を探しておかないといけません。
家族葬の他にも現代ではたくさんの葬儀の形がありますが、どの形を望むにしてもご家族や親族にご自身の考えを理解してもらっておく必要があります。
これが1番大事で難しいかもしれません。
費用面の問題だけではなく、葬儀の形によっては家族や親族の理解が得られなかったり、宗教の問題で出来なかったり、故人とゆっくりお別れが出来なかったり…など様々なデメリットもあります。
実際に葬儀を行う前後にはご自身は亡くなっているので、不満やお叱りを受けることはありません。ご自身の代わりに、残されたご家族が全てを背負うことになるのです。
葬儀の主役はご自身かもしれませんが、実際に葬儀をあげてくれるのはご家族です。
葬儀後も生きていかなきゃいけないご家族のためにも、本当にご自身に合った葬儀の形•内容か、冷静に考えてみてください。
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