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圧倒的裁量で働くエンジニアたちのリアル

みなさん、こんにちは。
広報担当の木村です。
 
先月は少し執筆の進捗が遅れてしまっておりましたが、
今月からnoteの更新も頑張ってまいります。
 
ゴールデンウィーク明け一発目はご無沙汰しておりました「MEMBERS FILE」です。
今回のインタビュイーはエンジニアの御二方をお招きし、Asobicaの開発組織について切り込んでいきたいと思います。

Asobicaでもエンジニアによるテックブログ「Asobica Tech Blog」をスタートしました!また新しい一面を今後も発信していければと思います。

それでは早速参りましょう。


Asobicaへの入社を決断した理由

― 改めて御二方、宜しくお願いいたします。数ある選択肢の中でAsobicaを選ばれた理由を教えてください。
 
西岡:
大きく決め手は2点あります。
1点目が、成長フェーズにある環境下でたくさんチャレンジができそうか。
2点目が、ホリゾンタルな事業のような貢献する幅の広さ
 
1点目に関しては、私自身がサーバーサイドエンジニアとしての経験をベースとしている中で、中長期的にはインフラを経験したりと、他の領域にも染み出せるようなエンジニアになりたいと思っていました。また開発業務だけでなく、採用や育成のような組織づくりにも興味があります。そういった思考を持っていたので、チャレンジできる環境は非常に重要なポイントでした。AsobicaはシリーズBを終えたタイミングで、0→1が残りつつも、グロースフェーズにも入っており、事業の環境はとても魅力的でした。
2点目に関しても、元々私のキャリアはバーティカルな環境が多く、ホリゾンタルな事業に興味を持っていました。
この2点に合致した会社がAsobicaでしたね。
 
実際に入社してからは周囲のレベルの高さにギャップを感じることもありましたが、想像以上にチャレンジさせてもらえる環境で、まだ正社員として入社して2ヶ月余りですが、既に開発業務だけでなく、人事Gと共にエンジニアの採用活動にも参加させていただいております。

 小橋川:
私はもしかすると、少し特殊かもしれないです。決め手は選考プロセスでの出来事だったかなと思っています。
当時、私が行っていた前職の業務について面談時に話す機会がありました。その時、社内の精通していたメンバーを紹介してくれ、選考過程に相談時間を差し込んでくれました。
そのとき、他では聞くことのできない話や私がわからない領域に関して、非常に丁寧に指南いただき、最終的には、Asobicaで働くイメージが具体的になり、ここで働こうと思いましたね。
 
当時のイメージのままのAsobicaですが、働いていて良くも悪くもスタートアップだなと強く感じます。想像以上に自分で決断する機会が多いし、決められる領域の幅が広いです。他のスタートアップでも同様かもしれませんが、やはり自走することができるかは大事だと現在も感じています。
分からないことが発生した際に、周囲が聞いてくれるのを待つのではなく、自分から進んで聞きにいくなど当たり前かもしれませんが、その一つの所作ができるかできないかで仕事のスピードも大きく変わる気がしています。


具体的な働き方やミッション

― 今、お二人が取り組まれている業務のミッションについて教えてください。
 
西岡:
開発業務側では、仕組み化の部分。また、もう一つは先ほどもお伝えした仲間集めという側面に注力しています。
例えば、エラーを検知した際に、属人的に対応するのではなく、メンバーも増えてきているため、体系的に社内フローをしっかり構築した上で、対応していくといったスキームづくりがまだ整備しきれていませんので、この辺りはまさに優先度高く取り組み、プロダクト開発全体の品質向上を目指しています。
個人としては、入社して間もないこともあり、まずは業務のキャッチアップが足元行っていますが、早く組織にvalueを発揮できるようになっていきたいですね。
もう一つの採用業務は、先ほどお伝えしたとおりです。
仲間集めは、Asobicaとしても非常に重要視しております。プロダクト開発の採用活動が加速するよう、入社して間もなく、ご一緒し始めました。
 
― ありがたい限りです。
 
小橋川:
私はインフラグループに所属しておりますので、「coorum(コーラム)」が使用しているインフラの運用保守をメインとしています。私も西岡さんに近いかもしれませんが、coorumのセキュリティ強化とその強化のための仕組みづくりを主なミッションとしています。
更には、弊社CS部内の分析グループのヘルプにも最近関わり始めました。
 
えっ!?分析グループにも関わっているのでしょうか?どういった経緯で?
はい、ここ最近ですが。笑
たまたまオフィスで分析グループのメンバーとコミュニケーションとっていた際に、雑談から手伝ってもらえないかという話になった。
そのときはそのまま終わったのですが、後日正式に社内で依頼をいただき、今に至ります。
私としては頼ってもらえていることに対しても、未経験でもチャレンジさせてもらえる環境も非常にポジティブに捉えています。
これもAsobicaならではだなと感じました。

 ― そういえば私も広報業務は未経験の中、同じような経緯で依頼されたことがありました。Asobicaならではかもしれませんね。笑
 
― Asobicaでの業務の進め方や働き方についてもお聞きしたいです。
 
西岡:
私が所属しているグループではアジャイル開発手法を導入しています。

毎週水曜にプランニングが行われ、グループ全体のタスク整理や業務や案件の振り分けを実施しています。1週間かけてスプリントを回す形で進めていきます。
また、デイリースクラムも行っているため、毎日顔を合わせたり、アイデアを募る場が設定されている等、個人での業務が多いイメージのある開発業務ですが、「チームで開発する」という感覚を持てる場所であり、働き方だなと思っています。
隙間時間は社内の別PJTや採用活動にも時間を使ったりしています。

西岡の1日をグラフにしてもらいました。

とはいえ、開発業務自体は、個人での業務がメインにはなります。特に私はリモート環境で仕事をしているため、業務上不明点が出てくれば、SlackやショートMTGを活用してクリアにしています。

小橋川:
私の所属しているグループだと、Backlogを使った管理が多いです。週次定例にて、運用にあたっての気付きや議題を上げ、ディスカッションしていく流れが一般的な進め方ですね。リソースも限られた中で、プライオリティを明確にし、進めていきます。西岡さんのグループとは進め方が少し異なりますね。
 

小橋川の1日をグラフにしてもらいました。

働き方に関しては、非常にフレキシブルだと思います。多くのエンジニアにとっては働きやすい環境であるのではないでしょうか。
一方、私自身はオフィスにも足を運ぶことが多く、オフラインで質問し合える環境が一定ある方がいいなと思うこともあります。
特に、現在扱っているインフラの構成管理ツールであるTerraformについて不明点が出てきた際、オフラインだとクイックに解消できますが、ドキュメントで質問するとなると、何に困っていて、どういうエラーが出ているのかを的確に相手に伝える難しさをオンライン上の業務だと感じます。
 
 
西岡:
私もフルリモートでの稼働については一長一短だなと思っています。Asobicaはどちらも選択できる点はありがたいですね。開発組織は大半がリモートメンバーですので、基本的にはオンラインで働くにあたって不自由ないような環境だとは思っています。
ただ先日、Asobica5周年祭が行われた際初めてオフィスに伺ったのですが、他部署の活動や全社のタイムリーな情報などが集約される場所だと再認識しました。メンバーとフィジカルコミュニケーションが取れる場はやはりいいですよね。
しかも私実は前職フルリモートだったので、実は会社に伺うこと自体が、2、3年ぶりだったので、余計に新鮮でした笑


組織の課題と未来

 ― ここまで貴重なお話、ありがとうございます。今、働いている中で感じる課題はありますでしょうか。
 
 
西岡:
個人と組織という点で一つずつ挙げさせていただきます。
個人としては、経験あるメンバーが多く在籍している中で、自分のvalueをどれだけ発揮できるか。
組織としては、coorumも3年半以上動かしているプロダクトになりますので、さまざまな技術負債やパフォーマンス改善は組織としても重要度の高い課題だと捉えています。
一人で解決できるレベルのPJTではないため、組織として、グループとしてどう解決していくのか、まさに取り組んでいます。
 
小橋川:
私も個人と組織という点で挙げさせていただきます。
個人としては、所属グループのメンバーの経験やスキルレベルに到達していくこと。
組織としては、仕組み化が大きな課題だと感じています。
最終的には、誰が行ったとしても、同じレベルのアウトプットが出てくる組織にしていくことが本当に強い組織なのではないかと考えています。
 
 
― ありがとうございます。では最後に御二方の目標を教えてください。
 
西岡:
プレイングマネージメントを担えるビジネスパーソンを目指しています。
目下の目標はサーバーサイドとしての経験から組織に還元していくことですが、インフラエンジニアにも興味を持っているので、それこそ小橋川さんとコラボレーションしたりして、エンジニアとしての幅を広げること。
そして、組織づくりとして取り組み始めた採用でもvalueを発揮していきたいですね。
 
 
小橋川:
僕もエンジニアの幅を広げることは当然考えていますが、中でも非エンジニアにも頼られるエンジニアを目指したいです。
組織全体の業務効率化やビジネスサイドがパフォーマンスを最大化できる仕組みづくりなど貢献していくことに高い関心を持っています。スペシャリストを目指すよりも、マネジメントにも興味を持っているため、ゼネラリストとして活躍していきたいと思っています。 


改めて、お忙しい中、お時間いただきまして、ありがとうございました。
私自身も普段エンジニアの方の日々の業務を知ることができ、とても新鮮でした。そして、どんな部門のメンバーであっても、Asobicaらしい「チームでコトを成す」姿勢を強く感じるお二人の話でした。

いかがでしたでしょうか。
Asobicaもこの1年でメンバーが増え、急拡大中です。
今後もより様々なバックグラウンドを持ったメンバーを発信していければと思っています。

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