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『花と夢』(ツェリン・ヤンキー著/星泉訳)の記事・書評・イベントの一覧
シリーズ〈アジア文芸ライブラリー〉の一冊目のとして2024年4月に刊行されたツェリン・ヤンキー著・星泉訳『花と夢』はチベットの都会で、さまざまな事情によって性風俗業に従事する女性たちの姿を綴ったシスターフッドの物語です。
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編集後記として、以下にわたしによる個人的な紹介noteを書きました。
また、訳者解説の一部は以下の「じんぶん堂」の記事でお読みいただけます。
1) 書評・紹介記事・番組
1. TBSラジオ「荻上チキ・Session」2024年5月3日
番組内の「Frontline Session」で、書評家の倉本さおりさんと翻訳者の星泉さんが出演され、その中で『花と夢』をご紹介いただきました。
2. 『週刊金曜日』2024年6月7日号書評(長瀬海さん)
『週刊金曜日』の書評コーナー「きんようぶんか」で書評家の長瀬海さんが『チベット女性詩集』(海老原志穂編訳)とあわせてご紹介くださいました。以下は長瀬さんによる紹介。
3. 『国際貿易』2024年6月11日号
日本国際貿易推進協会の機関紙『国際貿易』の図書紹介コーナーでご紹介いただきました。
4. 『日本経済新聞』2024年6月15日号朝刊(及川茜さん)
日経新聞書評欄で華語文学の翻訳家である及川茜さんに紹介していただきました。
チベットのラサに咲いたささやかな花の姿を捉えた物語だ。花はいつか萎れる時が来るし、夢は虹のように消える。
5. 共同通信配信書評(櫻木みわさん)
共同通信が配信した書評が、6月15日からいくつかの地方紙で掲載されたようです。評者は作家の櫻木みわさんです。
バター茶、ヤクの乳、トゥクパという麺料理に、古都ラサの通りを真言を唱えながら巡礼する人々。気候や風土、そこで生きる人の生活と心情が細やかに描かれて、道の土地がぐっと自分に近くなる。
6. 『北海道新聞』6月30日書評(八木寧子さん)
北海道新聞の独自の書評にて「現代チベット 悲劇の物語」の見出しでご紹介いただきました。評者は文芸批評家で湘南蔦屋書店人文コンシェルジュの八木寧子さんです。以下から全文がお読みいただけます。
中国政府の開発が引き起こす社会構造の変化。地域格差と貧困。金と権力を持つ者が弱者を搾取し支配する構図はチベットだけの問題ではない。ラサは東京でもある。
それでも彼女たちがなんとか自分を支え、互いに励まし合ってきたのは「誇り」があったから。
6. 『週刊読書人』6月28日号(長谷川啓さん)
書評紙『週刊読書人』6月28日号にて「チベット発、女たちの闘いと連帯の物語」の見出しで書評が掲載されました。評者は近代文学研究者の長谷川啓さんです。
資本主義を追求して地球破壊、人類生存の危機に陥った現代への問いをも潜ませ、本書は男社会への怒りに満ちた作品世界なのである。
2) トークイベント・読書会など(開催中・今後の予定)
【受付中】7/14(日)『花と夢』読書会(本で旅する Via 「チベットを本と映像で旅する」)
荻窪の「本で旅する Via」にて、翻訳者の星泉さんを交えた読書会が7月14日(日)に行われます。参加費はワンドリンク付きで1100円。お申し込みと詳細は以下から。イベント「チベットを本と映像で旅する」の一環としておこなわれ、ほかに『チベットのむかしばなし しかばねの物語』(のら書店)の原画展・おはなし会と、ドキュメンタリー「チベット牧畜民の一日」上映会があります。
3) トークイベント・読書会など(終了)
【終了】『花と夢』出版記念トークイベント(2024年5月11日、仙六屋カフェ)
梅屋敷の書店、葉々社さんの主催で翻訳者の星泉さんと、担当編集者の荒木による対談イベントを行いました。
【『花と夢』出版記念トークイベント・開催のお知らせ】
— 葉々社 (@youyousha_books) April 17, 2024
春秋社の新シリーズ「アジア文芸ライブラリー」の第1弾として出版される『花と夢』。
本書の出版を記念して、翻訳家・星泉さんと担当編集・荒木さんのトークイベントを開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています。 pic.twitter.com/EHpCZrWtbJ
【終了】第4回梅屋敷ブックフェスタ(2024年6月22日)
6/22(土)に梅屋敷の仙六屋カフェで行われた第4回梅屋敷ブックフェスタに翻訳者の星泉さんも参加されました。星さんと岸本佐知子さん、齋藤真理子さんとの座談会も。
【第4回梅屋敷ブックフェスタ・海外文学翻訳家編・開催のお知らせ】
— 葉々社 (@youyousha_books) June 9, 2024
6/22(土)に第4回梅屋敷ブックフェスタ・海外文学翻訳家編を開催します(入場料:500円、予約不要)。… pic.twitter.com/5zTUFw76s8
【終了】twililight 「星泉+倉本さおり『読むこと、書くこと』」(2024年7月4日)
世田谷区太子堂(最寄り駅は三軒茶屋)の本屋twililightのイベントで、書評家の倉本さおりさんと翻訳者の星泉の対談イベントと選書フェアが行われました。
書評家・倉本さおりさんが今、気になる書き手の文章論を深掘りするトークと、書き手自身による選書フェアを組み合わせておおくりするシリーズ『読むこと、書くこと』。
アジア文芸ライブラリー『花と夢』は紙と電子書籍で現在好評発売中です。お買い求めは以下からどうぞ。もちろん書店店頭でもお買い求め・ご注文いただけます。
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