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エディトリアルデザイナーを募集しています。

現在、弊社ではエディトリアルデザイナーを(必死に)募集しています。

他の募集中の職種については、こちらのサイトをご覧ください。

デザイナーではないけれど、何となく読んでくれている方に説明いたしますと、エディトリアルデザイナーというのは、印刷物のデザインをする人のことです。
つまり、弊社が刊行する語学教材のカバーや表紙、本文のデザインを担当していただく人を探しているのです!

条件や待遇などの情報は上記のウェブページでご確認ください。
この記事では、入社後のイメージができるような具体的な内容を紹介したいと思います。

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こんな仕事

弊社は、英語・日本語・中国語・韓国語・ベトナム語の語学教材を発行しています。
編集者からの依頼で、語学教材のカバー表紙本文などのデザインをしていただきます。

主な書籍が陳列されているラックの写真です。
このように、いろいろなデザインのカバーがあります。

英語
日本語
中国語と韓国語

他にも、営業部からの依頼で、書店に置く店頭POPやパネル、什器をデザインしたり、教材紹介のチラシを作ることもあります。

弊社の看板シリーズ「文学で学ぶ英文法」のPOP
POPも書棚を彩る大事な要素です。
POPよりも大きい、このようなパネルを設置してもらえるお店も。

つまり、書籍の制作から販売に至るまで、デザインが関わることのすべてを担当していただきます。

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元デザイナーにいろいろ聞いてみた

ここからは、かつてデザインを担当していたOさんに、いろいろ聞いていきたいと思います。

(※Oさんはデザイナーとしてたくさんの書籍を制作していましたが、営業への適性を見出されたため、極めてイレギュラーな異動を経て、現在は法人営業で活躍しています。)

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求められる力

—デザイナーに必要なことってなんですか?

エディトリアルデザイン全般にいえることかもしれませんが、柔軟性でしょうか。
編集者・営業部の要望に対する柔軟性、レイアウト時の素材(テキスト、イラストなど)に対する柔軟性。編集感覚が必要だと思います!

うーん、単にソフトが使えればいいとか、そういうわけにはいかないんですね。多くの制限がある中で、いかに学習者にとって使いやすく、わかりやすい紙面にできるかが大事なんですね。

あとは、いくつもの書籍のデザインを並行して進めることになると思うので、進捗やスケジュールの管理能力は必須ですよね。

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語学書の特徴

—語学書のデザインは、雑誌や他ジャンルのデザインと何が違うのですか?

基本的には、お勉強の要素が強いので、まじめなデザインが求められているのですが、その中でもポップに見せる必要があるのかなとおもいます。とくに最近は、マナーを少し逸脱するのもアリになっているような気がします。もちろん、本の内容ありきですが。

本文デザインの例をいくつか紹介します。

こちらは昨年末に刊行された『イメージでわかる日本語の助詞』
日本語学習者向けに、イラストを使ったり、余白を多めにとったりするなど、ポップな雰囲気になっています。

2つ目は冒頭でパネルの紹介をした『1日1分! 歌で身につく韓国語』の本文です。
この本の刊行前は、編集者とデザイナーが話し込んでいる様子をよく見かけました。たくさん意見を出し合って完成させたのでしょうね!

3つ目は『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』から。
中上級者向けの英文法という、ややかための内容を扱っているので、このようにシックなデザインになっています。

最後は中国語から。
中国語のテキストは、簡体字とピンインの普通話用と、繁体字+注音記号+ピンインの台湾華語用があります。

普通話の『はじめよう中国語音読〈初級編〉』(上)と、
台湾華語の『台湾華語単語はじめの1000』(下)です。

このように、ターゲットとなる学習者によって、デザインも大きく異なります。デザインの引き出しの多さは大事になりそうですね。

☆ ☆

この仕事のやりがいは

—デザイナーの仕事のやりがいや、良いところはどんなところですか?

自社製品のデザインなので、売れる喜びが直結していることですね。
あとは、制作会社等とは違い、比較的、自分のペースでできるところがいいですね。

どんなに中身がすばらしい書籍でも、顔となるカバーが魅力的でなかったら売れにくい、ということも起こりえます。
しかし、「すてきなカバーデザインのおかげでたくさん売れた」という事例もたくさんあります。
自分がデザインした本がたくさん売れたら、もちろんうれしいですよね!

また、プロジェクトは比較的長いスパンで進むので、日々の仕事量も自分で調節できます。
「今日は飲み会があるから定時で帰ろう」「今日は余力があるから、少し遅くまで頑張って進めよう」「子どものお迎えがあるからお先に!」などというように、作業に遅れが出ない程度に、みんな自由に帰宅していきます。
「夜は遅くまでできないけど、その分朝早く来る」というスタイルの人もいます。

☆ ☆

大変なこともあります…

—逆に、大変なところはありますか?

社内のデザインの必要なものすべてが仕事といっても過言ではないので、仕事量的には大変です。
あとは、営業部も装丁デザインなどに意見を出しているので、合わせるのに苦労することもあります。

「よい側面だけを見て入社したけど、イメージしていた働き方とギャップがあってつらい…」という事態をなるべく引き起こさないために、上の答えに補足して書いておこうと思います。

  • 仕事の量は多いです。通常でも30時間ほど残業をしている人が多いです。入稿前には、それより多くなったり休日出勤が必要な場合もあります。(残業・休出手当は規定に則って支給されます。)

  • テレワークは導入していません。基本的に毎日出社です。フレックスもありません。

  • あまり社内の電子化が進んでおらず、アナログな部分が多く残っています。

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こんなものを作りました

—今まで制作したものの中で、お気に入りの作品を教えてください!

やはり売れたものや楽しくできたものが印象に残りますね。 
あと、営業にとやかく言われない、販促用の冊子のデザインやノベルティのデザインが好きですね笑
いくつか紹介しますね。

お気に入り①
「文学で学ぶ英文法」シリーズはヘミングウェイから始まりました。
お気に入り②
「日本語総まとめ」シリーズは全部で33タイトルもあります!
お気に入り③
『ロゴフィリア』のノベルティとして制作した手ぬぐい。

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こんなデザイナーと仕事がしたい!

次は、デザイナーと最も密に関わる編集者に、どんな人と一緒に仕事がしたいかを聞いてみました。

一緒に楽しく仕事ができる人がいいですね。学参・語学書の枠にとらわれずに、インパクトのあるデザインをつくってくれる人なら最高です。

編集部M

編集のアイディアを組み込みつつ、デザイナー視点のアイディアもたくさん提案してくれる人がいいな~(デザインの知識があまりないから…)

編集部R

本を少しでもより良いものにするように、デザインの視点から、遠慮なくアイデアを出してくれる人、がいいです。

編集部T

一緒に1冊の本を作り上げていくという、編集者と対等な立場で仕事に臨めることが大事なんですね。

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働く場所はこんなところ

ここまでは仕事の内容について見てきましたが、それに加えて環境も大事なポイントだと思いますので紹介します。

会社がある街

弊社の最寄り駅は飯田橋です。
JR総武線と東京メトロ南北線、有楽町線、東西線、都営大江戸線の5路線が通る便利な駅です。

毎日出社するのは大変ですが、始業は9時半ですので、通勤ラッシュは回避できます。

飲食店が多い神楽坂までは歩いて5分くらいですので、ランチも仕事帰りのディナーや飲みも、お店に困ることはありません。

こんなおしゃれなランチの日もあれば
がっつりご飯を食べに行く日もあったり。

スーパー・コンビニ・銀行・郵便局・100均・書店・カフェなど、徒歩圏内にだいたい何でもあります。
つまり、アクセスがよくて生活に便利な街です。

社内のようす

「自動ドアを入ると大理石のエントランスが広がり、ガラス張りの窓からはいい眺めが…」などという、憧れを持ってもらえるようなオフィスではありません。
とは言いましても、それぞれにデスクやロッカーがあり、他にもミーティングスペースや会議室、給湯室などがある、普通のビルですのでご安心ください。
詳しくは、面接にお越しいただいた際にご覧いただければと思います。

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一緒に働く人はこんな人たち!

社員の男女比は半々くらいで、20代~60代まで幅広い年代の人が在籍しています。

即戦力として入社した後は、すぐに編集や営業からデザインの依頼がくると思います。ただ慣れるまでは、仕事面は法人営業をしている元デザイナーが、それ以外の面でも周りの人がサポートしてくれます。

周りの人がどんな人か知りたいですよね。
過去に、社員を紹介するnoteも投稿しています。以下に貼っておくので、ぜひ読んでみてください。

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応募&選考について

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
応募期限は4月末ですが、事前に締め切る可能性もございます。
ご興味をお持ちいただけましたら、必ずホームぺージをご確認の上、ぜひお早めにご応募ください。

基本的に質問は面接の中でしていただければと思いますが、どうしても応募の前に知っておきたいことがございましたら、こちらのDMからどうぞ。採用担当ではない、ただの編集部員が可能な範囲でお答えします。

たくさんのご応募、お待ちしております!!!

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