見出し画像

遠くて近い会議室から。その3

こんにちは。IN//SEKIの中尾です。

東京では緊急事態宣言が解かれて、ちらほら街に人々の姿が戻ってきています。みんなマスクをしているし、バスもコンビニも列は詰めずに並んでいます。一部の業種ではリモートワークが当たり前になり、オンラインミーティングやオンラインワークショップも板についてきたこの頃です。

さて、今回は前回の続き。(その1はこちら

「自分がICUの入院患者だったら。。。」という視点でワークした各チームのアイデアの一部をご紹介。


画像3

まずそれぞれのチームで出てきた意見をカテゴリー分けします。そのカテゴリーの中から絞り、そのテーマについてアイデアを掘り下げていきました。カテゴリに名前をつけ、言語化することでアイデアの軸がみえてきます。


スクリーンショット 2020-05-30 18.24.33

最終的に各チームでそのアイデアによって誰が(何が)どう変化していくのか?を3つの価値としてまとめました。

そのアイデアが誰を幸せにするのか?ユーザーの利用シーンが想起できるようにまとめていくと、自分たちでも整理できますし、より具体的に伝えることができます。

今回は、オンラインワークショップの実験だったのですが、患者さんの入院中に持て余す時間や食にフォーカスするなど3チームとも患者さん視点の切り取り方が違い、とても面白い結果になりました。

ワークショップは一緒に考えるメンバーの多様性があればあるほど、アイデアの量や質に大きく作用するということを改めて実感しました。

最近よく耳にする『アフターコロナ』。オンラインワークショップをやってみて、リアルな距離感=人の距離感ではないことを実感しました。

今後は、今あるアイデアのタネを発芽させるべく、このワークショップで得られた知見を活かし、医療者のみなさんとのワークショップや、オンライン座談会、ディスカッション、インタビューなどのなどさまざまな形をとりながら、”医療者のみなさんと一緒につくる”過程に入っていきます!


アスクレピオスは医療環境の未来について、一緒に考え、カタチにしていくラボでもあります。

医療者のみなさんが、ふと思い浮かんだ「こんなアイデアはどうだろう?」「こんなものが、あったらいいな」があったらぜひお聞かせください!

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?