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遠くて近い会議室から。その2

こんにちは。IN//SEKIの中尾です。

自粛モードも板について、ミーティングするとなればふた言目には、「zoomですか?Teamsですか?」と聞くのも常識になりました。

オンラインミーティングは完全に新しい生活様式のひとつになったように思います。

先日アスクレピオス(アスピオ)のプロジェクトでは、ミーティングを超えて、オンラインワークショップに挑戦しました。

アスピオではこれまでに見学をさせていただいたインプットをもとに、アイデアをだし、それを医療者のみなさんにぶつけて意見を聞き、アイデアをブラッシュアップしていく段階にきています。そのさなかのコロナアタック、だったわけですが、ピンチはチャンスですね。

オンラインならば、場所にしばられることなく参加者を全国から募ることができます。あとは、テクノロジーと運営の工夫で乗り越えられるはず


ということで、セントラルユニの有志の方総勢9名(アスピオメンバーをいれると15名!)3チームでオンラインワークショップを開催しました。

今回は「自分がICUの入院患者だったら。。。」という視点でワークをしました。

みなさん、実務ではICUや手術室の設備や環境を整える立場で関わってきていたので、患者さま視点というのが新鮮だったよう。

さてどんなアイデアや意見がでるか、ワクワクしますね。

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まずは、全員での顔合わせ。

ここで大切なのは、人となりをなんとなく相互に知れること。親しみをもってもらうこと。これがこの後のワーク時に意見を言いやすい雰囲気づくりに影響していきます。

みなさんには、自粛期間中に挑戦したこと、やってみたことを添えて自己紹介をしていただきました。ギターやお料理、手芸など初対面でも共通の話題で親しみやすい雰囲気でワークをスタートできました。


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前半は、これまで見学した複数のICUの写真と様子を時間軸で説明。その後各チームにわかれて、シンキングタイムに入ります。

各チームにはアスピオメンバーの西尾さん上田さん遠矢さんがファシリテーターとして入り、チームの意見をとりまとめました。

意見がでやすいチーム、問題提起でどんどんでてくるチーム、質問することで意見がでてくるチーム、と各チームの特徴が違って非常に面白かったです。

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ワークショップでは、ホワイトボードに意見を付箋で貼っていき、カテゴライズする方法をとっていくことが多いですが、その臨場感を出すためにどうしたらいいか・・・

実は、ここは事前準備で何度も試行錯誤したところなんです。

大切にしたのは3つ。

・色分けで視覚的にわかりやすくすること
・言語化しやすいフォーマットを準備しておく

・アイキャッチのアイコンなどは事前じ準備しておき操作しやすくする


さて、次回は各チームからでてきた意見をご紹介しますね。

アスクレピオスは医療環境の未来について、一緒に考え、カタチにしていくラボでもあります。

医療者のみなさんが、ふと思い浮かんだ「こんなアイデアはどうだろう?」「こんなものが、あったらいいな」があったらぜひお聞かせください!

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