気遣いとお節介のボーダーライン【勤務外日記】
僕が通っているジムのトイレはとても気が利く。
トイレのドアを開けるなり、便器の蓋が自動で開く。
さらに、それでは飽き足らず、なんとその直後、U字型の便座まで上にあげてくれるのだ。
男性は立った状態で用を足す、いわゆる「立っしょん」の姿勢を好む。
そこまで慮ってこのトイレは便座を上げてくれるのだ。ここまで思慮深いトイレがあるだろうか。なんと愛おしいトイレだ。
なんて考えつつ、僕は便座を下ろし、そこに座る。
残念ながら、僕は幼い頃から座って小便をするようにしつけられていたの