「よろしくお願いします」はいつ使う？（就活日本語ワンポイントレッスン）
こんにちは。留学生就職支援をしております、ASIA Linkです。
今回は、弊社のブログから、2016年12月10日に公開した記事を転載してお届けします。
就活日本語のワンポイントレッスンです。
今回のテーマは、頻繁に使われる「よろしくお願いします」です。
ぜひ、ご一読ください。
留学生のみなさん、こんにちは！
ASIA Linkの小野（おの）です。
就活日本語ワンポイントレッスン。
今回のテーマは、「よろしくお願いします」はいつ使う？
みなさんは、「よろしくお願いします」をどんな時に使いますか？
「はじめまして。ヤンと申します。よろしくお願いします。」
そうですね、自己紹介の時に使います。
そして、もう一つ、相手に何かをお願いするときにも使いますね。
例えば、
・先生にレポートの添削をお願いするとき
・バイト先の店長にシフトの変更をお願いするとき・・・など。
自分のために何かをしてほしいとき、「依頼」を表すのがこの表現です。
相手の行動に対する感謝の気持ちも表現できる便利な言葉ですが、「自分のため」ではない場面で目上の人に使うと、かえって失礼になる場合があるので注意が必要です。
職場での以下の会話を見てください。
課長「ヤンさん、このお客様アンケートの集計をお願いできますか。私はそのデータをもとに、レポートを明日までに作りたいので。」
ヤンさん「はい、わかりました。今日中に集計します。課長は、レポートの作成、よろしくお願いします。」
課長「あ、ああ・・・。わかっていますよ。（何だかヤンさんに指示されているみたいだなあ・・・）」
このように、「ヤンさんのため」ではない行動に「よろしくお願いします」を使うと、ヤンさんが課長に仕事を指示している表現になってしまします。
ぜひ、正しい場面で使うようにしましょう。
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