促音「っ」について(就活日本語ワンポイントレッスン)
こんにちは。留学生就職支援をしております、ASIA Linkです。
今回は、弊社のブログから、2016年4月10日に公開した記事を転載してお届けします。
弊社代表の小野が元日本語教師として、就職活動をしている留学生に日本語文法のアドバイスをしています。
今回のテーマは促音の「っ」です。
ぜひ、ご一読くださいませ。
留学生のみなさん、こんにちは!
ASIA Linkの小野(おの)です。
就活日本語ワンポイントレッスン。
今回のテーマは、「いた」のか「いった」のか、どっち?
日本語の発音の中でも、難しい促音「っ」。
日本語では、促音が入るか入らないかで言葉の意味が違ってきます。
自分では「っ」を入れて話しているつもりでも、ときどき意味が伝わらないこともあります。
今日は、「っ」の発音の練習方法を紹介します。
以下の会話を見てください。
間違いがわかりましたか?
留学生は、アメリカへ「行った」と言ったつもりでしたが、「っ」の発音が入っていませんでした。そのため、面接官には「いた」(滞在していた、住んでいた)と聞こえてしまいました。
促音「っ」は、一つの拍に数えます。「行った」は3拍です。
手を3つたたきながら、「行った」と発音する練習が効果的です。
また、テニスボールのようなよく弾むボールを使う練習もあります。
床にボールが落ちた瞬間に「い」と発音し、ボールが手に戻ってきた瞬間に「た」と発音します。
自然に「いった」という発音を作ることができます。
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