去る8月20日、第13回We Are the Changeを開催しました。東京では4年ぶりとなったアショカ・ジャパン対面イベントの様子を、写真と動画と共にお届けいたします。(会場提供・開催協力:エッグフォワード株式会社 GOLDEN EGG)
このイベントがきっかけの場に
はじめに、今回の会場を提供してくださったエッグフォワード株式会社の三村様にご挨拶いただきました。
また、司会を務めたユースベンチャラーの西村薫さんもイベントへの思いを話してくれました。
第一部:ユースベンチャラーによる発表
5人のユースベンチャラーが3分ずつ発表した後、興味を持った人のところへ行き、少人数でより深く話を聞いていきました。
①中野実桜:多様性を感じるボードゲームIROIRO
②原田伊織:ヤングケアラーが、ケアと人生のバランスを選べるように
③熊谷沙羅:「川の図書館」で人の交流を生み出す
④本田純平:歴史観の違いから批判的思考を学ぶ
⑤西村薫:プレーパークと、教育をめぐる日本一周の旅
第二部:対話の時間
第二部では2つのグループに分かれて過ごしました。29歳以下の若者チームは、会場内を自由に動きながら、ユースベンチャラーたちと話す時間。
「今、こんなことを計画していて…」
「私もコミュニティを作りたいと思っているんですけど…」
「知り合いのヤングケアラーに対して、私にできることってありますか?」
実際に行動しているユースベンチャラーたちの経験や知見を聞きながら、真剣な話や楽しい話で盛り上がっていました。
30歳以上の大人チームは、「子どもからチェンジメーカーの素質を引き出すのは、身近な大人の力」と称したセッションへ。ゲストは、登壇したユースベンチャラー熊谷沙羅さんのお母さん、スサナさん。
「社会の問題の多くは、家庭で起きている」と語るスサナさん。社会の最小単位の一つである家庭の重要さを話してくれました。
議論は白熱し、家庭の話から夫婦の話、仕事の話、エンパシーの話へと、参加者が思い思いに話し、あっという間に一時間が過ぎてしまいました。
アショカ・フェロー渡辺周さんのお話
イベントもそろそろ終わりに近づいてきた頃、ASHOKA基準の社会起業家として認定されたTansa編集長の渡辺周さんからお話ししていただきました。
終わりに
最後は、「チェンジメーカーの種」というトピックで感想をシェアしました。
「自分の行動したいという気持ちに火がついた」
「話を聞きながら、私自身はどう思うんだろう?って考え始めたことがいくつもある」
「帰って自分の子どもと同僚に今日の話をしたい!」
と、イベントを通してそれぞれの内側で起きた変化を話していました。
熱気に包まれたまま閉会した今回のWe Are the Change。終わった後も、まだまだ話したいことがたくさんある人たちが、エネルギーたっぷりで言葉を交わしていました。
次回のイベントは来年の3月に開催する予定です!今回登壇したユースベンチャラーの半年後の姿も楽しみにしていてください!