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シンガポールでSTAY@HOME 9月12日(日)通算524日目 フェーズ2強化版(2回目)の53日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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9月12日(日)通算524日目 フェーズ2強化版(2回目)の53日目

 昨晩Twitterを眺めていると、外食している人が何人か居た。逐一チェックをしている訳ではないし、私自身も金曜に用事のついでに外食しているため、何かを言える立場ではない。ただ、思ったよりも出かけている人は多いのではないか、という考えが頭を過った。

 9月7日分の記事でも紹介した、シンガポール保健省の発表の「Social Gatherings」を再度読み返してみる。私の英語力の問題かもしれないが、やはり高齢者だけでなく、広く大勢の人に集まり等を控えるように、と呼び掛けているように読めた。

 英語を正しく理解することは、言うまでもなく大切なことだ。しかし、仮に高齢者だけが極力集まらないように、という話だったとしても、その他大勢が集まったり出かけたりすることが推奨されるとは思えない。特に当地では基本的にどこの家も、サザエさん一家のような家族構成と人数で暮らしているため、高齢者だけが予防策を講じてもあまり効果は発揮されないと考えられるからだ。また、外国人で核家族のような人数で暮らしている場合も、小さな子どもはワクチンを接種できていないし、誰にとっても外出が安全とは言い難いはずだ。

 個人的には政府が今回の発表をしていなかったとしても、感染者数の増加を考えると極力家からは出たくない。皆が同じ考えである必要はないし、その期待もないからこそ、当地の政府は細かにルールを発表するのだと思う。それでも、感染状況から個々の行動を省みる必要はない、という話ではないはずだ。

参考文献
MOH「News Highlights」(2021年9月12日12時59分閲覧)
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/collective-actions-to-slow-down-community-transmission


9月7日の記事は、下記から読めます。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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