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シンガポールでSTAY@HOME 8月11日(水)通算492日目 フェーズ2強化版(2回目)の21日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。(※記事を公開した当初、飲食が不可能と書いたままだったため、修正致しました。)

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8月11日(水)通算492日目 フェーズ2強化版(2回目)の21日目

 昨日の夕方、知らない番号から電話がかかってきた。相手は「こんにちは。○○さんの電話番号ですよね?」と尋ねるが、それは私の名前ではない。覚えのない相手に、電話番号を間違えているであろう旨を伝えると「××さん、ご存じでしょう?」との返事。生憎、その名前も知らない。念のため電話の向こうに居る人に「どちら様ですか」と尋ねたものの、返ってきたのはこちらとは無関係の会社名。向こうは納得がいかないのか「この番号って、●●●●-●●●●ですよね?」と食い下がる。驚いたことに、それは今話している電話の番号に相違ない。曖昧な返答で電話を終えた後、再び同じ番号からかかってきたが、相手が分かり切っているため、今度は取らなかった。

 知らない番号からかかってくる多くの電話は、銀行のプランをアップグレードしないかという勧誘と、新型コロナウイルスの流行以降に増えている公的機関を名乗る怪しい録音だ。今回の電話は、そのどちらでもなかった。そのため、もう少し警戒を緩めて親切に答えても良かったのではないか、と後になってから感じた。もしかしたら電話の相手は何らかの事情で、疎遠だった誰かに連絡を取らないといけない状況だったのかもしれない。

 久しく他人と接触しない間に、どうも知らない相手への警戒が強くなっているようだ。誰にでも心を開くことが正解と断言できない一方で、いつでも気を張ることが正しいとも言えないはずだ。その見極めが、以前よりも難しくなっていることを痛感する出来事だった。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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