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シンガポールでSTAY@HOME 3月27日(月)通算1085日目 グリーン(DORSCON)43日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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3月27日(月)通算1085日目 グリーン(DORSCON)43日目

 昨晩、部屋の換気をしていなかったことを思い出して、急に家中の窓を開けた。ただ、シンガポールの住宅には基本的に網戸がない。せめてもと、レースカーテンで窓を塞いでおいた。日本でも、自前で付ける必要があることは多いと思うが、当地の場合恐らくどこに行っても売られていないため、取り付けも不可能だ。

 部屋が明るいと虫が飛んでくるかもしれないので、小さな間接照明だけにして電気を消す。普段から煌々と明るい状態が好み、という訳ではないものの、いざ灯が少なくなると改めて夜の暗さを認識する。薄暗い部屋ではタブレット端末も見づらいので、この際何も見ないで換気が終わるのを待つことにした。

 正直、室内灯にiPadと普段当たり前のように使っている2つを手放して、時間を潰せるか少し不安だった。しかし。窓の外を眺めたり、瞑想にも使える楽器のシンギングボウルを慣らしたりしていると、意外に時間はすぐに経った。窓を閉じた後も、何となく静かな余韻に浸りたくなり、久々にお香を焚いてみる。

 新型コロナウイルスの流行で家に居る時間が長くなったためか、それともスマートフォンを持ち始めた時点からなのか、手持ち無沙汰だと思うとすぐ電子機器を手にしているような気がする。情報が得られる素敵なデバイスではあるが、たまには昨晩のように敢えて何もしない時間も良いなと感じた。


去年(2022年3月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年3月27日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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