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シンガポールでSTAY@HOME 7月27日(木)通算1207日目 グリーン(DORSCON)165日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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7月27日(木)通算1207日目 グリーン(DORSCON)165日目

 シンガポール国内でも、あまり知らないエリアでバスを待っていたら、人に道を尋ねられた。その人は手にしているスマートフォンで目的地へのルートを調べていたようだが、今一つ分からなかったようだ。行き先が大型ショッピングモールやバスの終点のような場所であれば、簡単に検索できたと思う。しかし、その人の目的地は公団の1つの建物だった。

 少し話は逸れるが、シンガポールの多くの国民はHDBと呼ばれる公団で暮らしている。住宅事情に詳しい訳ではないが、高層マンションのような物や、メゾネットになっている物もあり、お洒落な物件も存在する。加えて多くが駅近なので、生活至便だ。HDBは1つの地域の中でも何棟か固まって建築されるので、沢山ある建物を見分けるためにそれぞれに番号が付いている。

 道を尋ねられたことに話を戻すと、その人はHDBのある棟が目的地だった。一応地図アプリも使って調べて、どのバスに乗れば良いかは分かった。幸いバス停から200m程度しか離れていないようだったので、そこまで道に困ることはなさそうだが、土地勘のない場所ということもあって、どの程度役に立てたかは不明だ。

 ここ数年、他人と距離を取ることが増えたため、道を尋ねられる回数も激減していたが、最近はまた今回のように時折尋ねられることが増えてきた気がする。道に迷わないのが1番ではあるものの、他者との距離は一時期より縮まったと言えそうだ。

去年(2022年7月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年7月27日)の記事はこちら↓

3年前(2020年7月27日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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