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シンガポールでSTAY@HOME 7月12日(月)通算462日目 続フェーズ3強化版の29日目

昨年の4 月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。※最近までロックダウンの開始時期を「3月末」と書いていましたが、正しくは4月だったので修正しました。

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7月12日(月)通算462日目 続フェーズ3強化版の29日目

 ベルギーで、新型コロナの変異株アルファとベータの両方を同時に罹った人が見つかったらしい。ワクチン接種をしていない90歳で、亡くなられたそうだ。変異したウイルスと言えば感染力の強さから、どうしてもデルタのことが真っ先に頭に浮かぶ。そのため、他の種類に関して個人的にあまり注意を払っていなかった。それだけに、変異株はデルタ以外も厄介なのだろうと再認識するニュースと言える。記事を読むと、今年1月にも2つの型に感染した事例は存在するようだ。ただ、この時は変異したウイルスではなかったらしい。

 情報が少ないこともあってワクチンとの関連性等、今の段階で言えることは少なそうだが、こういった記事を読む度に、自分の視野の狭まりを感じる。特に最近はワクチン接種の順番が回ってきた影響で、つい「ワクチンを打てば大体のことは解決する」と思ってしまう。確かに予防効果もあるし、重症化も防ぐという意味で、この解釈が大幅にずれていることはないだろう。

 しかし、今回のように過去には無かったことが起きる可能性は、今後も十分にある。その場合でも、mRNAのワクチンがデルタにも一応の効果があると判明したように、幸いにして大きな問題に発展しないかもしれない。それでも、盲信しないために一抹の疑いは持っておくべきだろう。

参考文献
CNA「90-year-old Belgian woman infected with 'two virus variants at once'」(2021年7月12日11時20時閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/news/world/covid-19-90-year-old-belgian-woman-infected-two-variants-at-once-15197426

朝日新聞デジタル「新型コロナ、3種類に分類可能 東アジアや欧米など違い [新型コロナウイルス] 」(2021年7月12日11時22時閲覧)
https://www.asahi.com/articles/ASN4B3HVLN49UBQU007.html

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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