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フィリピン料理が美味しいと今更知った話 11月1日(金)通算1663日目 グリーン(DORSCON)624日目

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11月1日(金)通算1663日目 グリーン(DORSCON)624日目

 無性に、トリュフフライが食べたかった。何かが食べたいときは特定の栄養素が足りない、と耳にしたことがあるが、そのような御託はどうでもよく、よく揚げたフライドポテトにパルメザンチーズとトリュフオイルが回しかけられた物がどうしても食べたかったのだ。

 シンガポールのバーには大体あるメニューのため、自分の知識でも店選びには困らないところではあるが、どうせなら入ったことのない所へ行ってみたい。母と相談の上、いつも素通りしていたバーに足を踏み入れた。

 着席してメニューを開くと、目的だったトリュフフライを発見。嬉しくなりながら他の料理も眺めていると、どうやらフィリピン料理が店のおすすめらしいことが伺えた。店員にイチオシを尋ねると豚肉の乗ったビーフンと、牛の煮込みとのこと。正直、トリュフフライが食べられたら良いと思っていたのと、店のおすすめは基本的にはずれないと考えているので、言われた通りに注文した。少しすると、料理が運ばれてきた。

 牛の煮込みは肉がホロホロで、ナイフ要らずだ。加えて、醤油ベースのタレと非常によく合っており、ほっとする味わいだった。ビーフン塩野菜炒めのような味わいにライムが付いており、ジャンクでありながらもさっぱりとした仕上がりで、非常においしい。正直、元々食べたかったトリュフフライも悪くはないものの、この2品が圧倒的に気に入った。

 考えてみれば、フィリピンの料理を意識して食べたことはなかった。同じ東南アジアでも当地の甘味とは対照的に、キリリとした塩味が強い印象だった。ぜひ、また食べにいこうと思う


 

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。






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