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シンガポールでSTAY@HOME 3月26日(土)通算719日目 フェーズ2強化版(2回目)の248日目

2020年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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3月26日(土)通算719日目 フェーズ2強化版(2回目)の248日目

 先日、Twitterで国語の教科書にある小説等が何年間掲載されているのか呟いている人を見た。それによると「ごんぎつね」と「くじらぐも」、それに「スーホの白い馬」が51年とのことで、調べた中では最年長だったようだ。四半世紀同じ教材が使われるということは、家族によっては3世代が同じ作品に触れた計算になる。国語科として指導したい内容を児童が理解できるかどうかはともかく、教材が家族で共通の話題になる可能性があるのは凄いと思った。

 しかし、母に上記の小説の話をすると、全然覚えていないとのことだった。むしろ、Twitterで知らない人の呟きが流れてくるレベルで、大勢が関心を寄せていることに驚いているようだった。確かに、いくら同じ小説を読んでいたとしても面白いと思える部分が僅かでもないと忘れてしまう。母の反応は少しショックではあったものの、当然と言えるものだった。

 ちなみに光村図書のウェブサイトを見たところ、現在でも宮沢賢治「やまなし」は健在だった。謎のクラムボンが登場することに加えて「かぷかぷわらったよ」という分かるようで分からない擬態語を覚えている人も多いのではないだろうか。新型コロナウイルスで多くのことが変化しているが、国語の教材は今後も共通の話題として使えるかもしれない。

参考文献
光村図書出版「教材別資料一覧 6年 | 小学校 国語」(2022年3月26日18時24分閲覧)
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/s_kokugo/material/6nen.html

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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