見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 7月6日(木)通算1186日目 グリーン(DORSCON)144日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
―――――

7月6日(木)通算1186日目 グリーン(DORSCON)144日目

 同じマンションのどこかの部屋で、リノベーション工事をしているらしい。連日、どこのフロアからか、ガリガリという激しい音が聞こえてくる。日本だと入居時に壁紙を張り替える程度だと思うが、シンガポールでは壁だけでなく色々な所に手を入れるのが一般的らしく、静かに引っ越しが済むことの方が少ない印象だ。ちなみに当地の建物は遮音性が低いので、日頃から隣りのくしゃみや近所のインターホンが聞こえてくる。言うまでもないが、工事の音はかなりうるさい。場合によっては、部屋の家具を触ると振動が感じられることもあるレベルだ。

 新型コロナウイルスの流行でソーシャルディスタンスや、マスク着用がどこでも必須だった頃は、自宅に籠る選択しか私にはなかった。耳栓をした上からヘッドホンをしてもうるさいような音が聞こえていても、衛生面の方が気がかりだったからだ。たまに耐えられないと思って外出したこともあったはずだが、あまり記憶にない。

 しかし、今回の工事が始まったとき、自然に「ああ、出かけようかな」と思えた。新型コロナウイルスの脅威は弱まったと言っても、完全に消えた訳ではない。それでも、私も気づかない内に現状にかなり慣れてきていたようだ。工事は全く嬉しくはないものの、気づきがあったという意味では良かったのかもしれない。


去年(2022年7月6日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年7月6日)の記事はこちら↓

3年前(2020年7月6日)の記事はこちら↓

―――――
最後までお読みくださり、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?