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シンガポールでSTAY@HOME 5月27日(金)通算781日目 イエロー(DORSCON)32日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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5月27日(金)通算781日目 イエロー(DORSCON)32日目

 街中に出ると、新型コロナウイルスで人との距離が以前より遠くても、一 言も発さずに帰宅するのは難しい。店に入れば商品の質問をするし、道を歩けば人に声をかけてもらえることもあるからだ。ただ、フランクに話しかけられても、何と返せば良いか悩むことはある。

 昨日入った店で、オーナーがマスクを着けていなかった。シンガポールでは屋内で着用が義務付けられているだけに、何か強い主張のある人だったらどうしようと不安に駆られる。商品の説明を受けながらも「マスクを着けていただけないでしょうか」と、なかなか頼めなかった。結局、その人はうっかり着用をしていなかっただけで、何もトラブルに発展することはなかった。

 先日、noteの連載に愚痴を書いた。個人的にショックなことで、頭の中でかなり大きな割合を占めていたこともあって記事にしたのだが、関係があるのかあの日以来、スキが少ない。普段から数を気にしている訳ではないものの、自分に心当たりがあるだけに偶然と思えない。

 2年以上も新型コロナウイルスの流行について書き続けてきて今更だとは思うが、言葉はナイフのようにもなる、ということを実感している。私の言葉で傷つくまではいかなくても、不快感を覚えた人は居ると思う。情けない話、言葉の力を書き手である私が一番軽んじていたのだと反省している。

 記事と会話で、同じだけの注意を払えているかと言えば、私は多分違う。会話は発したら取り消せない一方、記事は修正が可能だからだ。基本的に誤字脱字、事実関係の間違いといった場合を除いて、後から手を加えないことにしているが、記事の言葉に対してももっと吟味が必要だと痛感している。

去年(2021年5月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年5月27日)の記事はこちら↓

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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