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シンガポールでSTAY@HOME 1月27日(金)通算1026日目 イエロー(DORSCON)277日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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1月27日(金)通算1026日目 イエロー(DORSCON)277日目

 同じコンドミニアムに、ある可愛い犬がいる。猫と違って散歩が必要な犬は、他のフロアに住んでいても敷地のエントランスや建物の出入り口ですれ違うことが多い。当然と言うべきか、何度か繰り返している内に、何となく覚えてしまうこともある。その中でも、最近私の中で一押しの犬がいる。彼のチャームポイントは何と言っても、散歩嫌いな所だ。

 エレベーターで会うと、いつも床に伏せの状態で座っており「もう、ここから動かない」と主張するような表情をしている。またあるときは、建物の共有スペースで、同じように腹ばいの姿勢になっているのを見たことがある。その際も「これだけすれ違う人間を見たから、最早散歩したと言っても過言ではない」と言いたげな顔だった。何度か遭遇しているものの、一度も「よっしゃ散歩!」と歩いている姿は見たことがないのだ。

 元々私は猫派で、犬をよく知らないこともあり、散歩嫌いという性格は存在しないと思っていた。犬と言えば散歩や運動が好きで、何なら飼い主も体育で嫌な思いをしたことがないタイプだと信じて疑ったことはない。しかし、どうも例の犬を見ていると違うようだ。

 新型コロナウイルスの流行も数年の内に慣れてきて、外出に対するハードルは次第に下がっているように感じる。ただ、犬は健康上の理由から基本的に毎日散歩に行っていたはずだ。その意味では新型コロナウイルスの流行下の外出に関して、犬の方が慣れているはずだが、習慣と好みは人間でなくても別のようだ。

去年(2022年1月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年1月27日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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