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シンガポールでSTAY@HOME 9月18日(月)通算1260日目 グリーン(DORSCON)218日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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9月18日(月)通算1260日目 グリーン(DORSCON)218日目

 先日、日本に居る友人と久しぶりに電話をした。何か用事があった訳ではなく、単なる近況報告が主だったが、とても楽しい時間だった。メッセージのやり取りも含めて定期的に連絡を取っているものの、気づけば実際には長らく会っていない。物理的に距離があってもそこまで遠く感じずにいられるのは、一重に文明の利器のお陰だろう。ただ、電子機器がいくら発達しても、解決しないものもある。

 電話の終盤、特に用事はないものの連絡したい際、どのようにコンタクトを取ろうか悩むという話になった。確かにかつては毎日のように会っていたが、日々顔を合わせなくなると相手の忙しさや生活リズムが分からない。以前なら悩むまでもなかった点で、あれこれと考えてしまうのだ。メッセージを送ろうとしても、何と書くのが良いのか分からない。しかし、考えあぐねて疎遠になるのだけは避けたい。

 新型コロナウイルスの流行で人と会いづらくなった分、物理的距離をどう越えていくか、以前よりも意識的にならざるを得ない場面が増えたように感じる。いくら文明の利器が発達しても、使うのは自分だ。飛び道具のように見える機械も、自分の使い方次第では宝の持ち腐れになりかねない。結局、いつの時代も人間関係で注意すべきことや性質といった根本的な部分は変わらないのだろう。


去年(2022年9月18日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年9月18日)の記事はこちら↓

3年前(2020年9月18日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。







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