7月13日（土）通算1558日目　グリーン（DORSCON）513日目

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7月13日（土）通算1558日目　グリーン（DORSCON）513日目

　昨日の話の続きになるが、一昨日シンガポール国際ジュエリーイベントに参加してきた。ずっと楽しみながらブースを見て回っていたものの、流石に終了時間が迫ってくると疲れてくる。そろそろ帰ろうかと思いながら歩いていると、全く知らない人から急にスマートフォンを手渡された。中国語で何かを言っているが、そこまでリスニング力がないので聞き取れない。ただ、ジェスチャーから、ブースの前に居るもう1人との写真を撮ってほしいと言っていることは察せられた。意味を理解していないまま承諾し、何枚か撮影する。相手にデバイスを返して「一応確認してほしい」と英語で伝えたが、どうやらあまり操作が得意ではないらしく少してこずっていたが、最終的には大丈夫とのことで、ほっとした。

　写真撮影の役目を終えて気が緩んだ状態になった私は、お手洗いにいくことにした。前の人に続いてトイレへの通路を歩いていると、清掃員が私を止めた。何だろうと思うと「すみません、ここは男性用トイレです」とのこと。発言内容に驚いたのか、前の人もこちらを振り返っている。ちなみに、後ろ姿から分かっていたことだが、この人は男性だ。

　私は通路の途中で男女が分かれているタイプだと思っていたのだが、違っていたらしい。スタッフによると、女性用はもう少し奥に通路が設置されているとのことだった。私の勘違いのせいで、もう1人女性が男性用トイレへの通路に来ていたので、その人にも間違っていたことを伝えて無事にトイレへとたどり着いた。

　疲れたときこそミスをしがち、とはよく言うが、まさかトイレを間違うとは思わなかった。今回は清掃員のお陰で大惨事は免れたものの、トラブルにも発展しかねない話だ。善意とトイレの手前というタイミングに救われた、としか言いようがないだろう。

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