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シンガポールでSTAY@HOME 11月4日(木)通算577日目 フェーズ2強化版(2回目)の106日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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11月4日(木)通算577日目 フェーズ2強化版(2回目)の106日目

 昨日のシンガポールにおける新規感染者数の増加率は、10月18日以来に1を割って0.96だった。先月23日の時点で、政府は1を割った場合に新型コロナウイルスに関するのルールの一部を撤廃する予定であることを発表していた。近い内に、何かしらの通達があるのかもしれない。ただ、来月にクリスマス、また来年2月1日に旧正月が控えていることを踏まえると、あまり大きな変更が加えられることはないと推測している。

 去年のクリスマス頃は、今よりも感染者数が少なくて落ち着いていた。当時の具体的なルールを確認するため過去の新聞記事を参照したところ、飲食店に入ることが認められた1グループの上限は5人だったようだ。その後、12月28日から開始されたフェーズ3に移行してから、8人に拡大されたとのこと。クリスマスではなく、年末に人数の緩和を持ってきたのは、フェーズの切れ目という意味もあるとは思うが、それ以上に旧正月で集まりが増えることを見越した政策だったと推測する。今年も同じ流れだと断言はできないが、恐らく旧正月に向けて緩和できる体力の維持はするはずだ。

 現在、一番変更を求められていそうな変更は、レストランの飲食を2人から5人に修正することだろう。ところで、今年は年末に海外へ行く人も結構いる。外国からシンガポールに帰国した際に新型コロナウイルスに絶対感染していないと断言できないことを考えると、海外渡航とレストランの緩和は同時にしない方が良い気もする。しかし、外食の面倒さに不満を持っている人も多くいるはずだ。恐らく政府は、両方を実現させるのではないだろうか。

参考文献
CNA「Singapore reports 3,635 new COVID-19 cases, 12 more deaths」(2021年11月4日12時14分閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/singapore/covid-19-cases-deaths-hospitalised-moh-nov-3-2288471

The Straits Times「Smooth start to Singapore's phase 3 reopening, with dining in groups of up to 8 now allowed」(2021年11月4日12時14分閲覧)
https://www.straitstimes.com/singapore/no-rush-to-eat-in-bigger-groups-at-malls-hawker-centres-on-first-day-of-phase-3

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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