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シンガポールでSTAY@HOME 5月24日(火)通算778日目 イエロー(DORSCON)29日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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5月24日(火)通算778日目 イエロー(DORSCON)29日目

 昨晩、外出していたら雨が降ってきたので、そのまま家に帰っても良かったのだが、雨宿りがてらマクドナルドで軽食を食べることにした。注文を受け取り、屋外の席に座ろうと歩いていると、雨で濡れたタイルに足を取られた。何とか踏みとどまろうと力を入れたのだが、飲み物はあえなく落下して、太ももを直撃。シンガポールがいくら常夏の国でも、氷と混ざったドリンクがぐっしょりとズボンを濡らすのは気持ち悪い。加えて、膝はタイルで強かに打っていた。

 ちょっと雨宿りしたかったはずなのに、何で転んでズボンまで濡らしているんだろうと思っていると、側の席の人が立ち上がった。ペーパータオルをくれるのか、何か声をかけてくれるのかと思ったら、私の惨状を見て無言で席に戻っていく。そのまま、もうこちらに来ることはなかった。一体何がしたかったんだ。

 新型コロナウイルスの流行で数少ない外出だと言うのに、見知らぬ人にどんくさい所だけ確認されて、一層気分は落ち込んだ。ただ、いつまでも転んだ体勢のままでもいられない。立ち上がって床に落ちたドリンクのカップを捨て、席に座ると残りのポテトとナゲットを母と分けた。食べる前は楽しみにしていたはずなのに、全く気分が上がらないまま食事を終えた。

 幸い、今のところ脚に問題はない。ただ、あの見に来た人は何がしたかったのだろうと思ってしまう。助けようと思ったのかもしれないし、本当に見に来ただけかもしれない。確かめようがないが、一声かけてくれたらモヤモヤしなかったのにと思ってしまうのは、八つ当たりだろうか。

去年(2021年5月24日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年5月24日)の記事はこちら↓

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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