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息子のえんぴつ

小2の息子は
握れないほど短くなった鉛筆を
とても大事にしている

もちろん
買い置きはたくさんある

私「新しいのに替えようよ。握り方おかしくなるし、字も汚くなるよ。」

息子「いや!まだ使える!」

先日どうにか
新しいものに替えてもらったけど

息子が大事にしてたこの鉛筆を
なぜか
私は捨てられないでいる

息子は「思い入れ」という言葉を
よく使う


以前、100円ショップで買った
クマの絵がついた手袋を
片方落としてしまい
息子は落ち込んでいた

探しに行きたいというから
「また買いに行こうね」と話したが

新しいのが欲しいのではなく
ひとりぼっちで雨に濡れてる手袋が
かわいそうで泣いてたのだ

*お父さんと一緒に探しに行ったけど
結局見つかりませんでした

「車道に落ちていても
走って取りに行ってはいけないよ
手袋を拾いに行って大事なあなたが車に轢かれでもしたらお母さんはもっともっと悲しいからね...」

と話して抱きしめた

そういう息子の繊細なところが
たまらなく愛おしい

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